大学受験、高校受験のウィングローブ英語塾。多摩センター校です。

2024年4月アーカイブ

Sさん、第一志望合格おめでとう。

 

今まさに桜が満開の千鳥ヶ淵を通って武道館の入学式に参列されていることでしょう。

こんな晴れやかな日はないと言ってよいほど、恵まれた入学式ですね。

やはり努力はこのような形であらわれるということを改めてお思います。

 

Sさんは今年が再挑戦でした。

 

お母さまと報告と挨拶に来てくれた席で

ちゃんと勉強しているのかどうか不安だったというお母さまの言葉に

「(勉強を)やったから受かったんだ」とSさんは返し私は思わずメモを取りました。

 

「ちゃんと勉強すれば受かるんだ。と思いました」

 

(スマホの合否案内を) 何回開いても合格している」

 

やはりご本人も不安だっと思います。

だから合格してからも「本当に合格したのかしら?」とスマホの合格画面を確かめてしまうという

受験生の心情が凝縮されている言葉だと思いました。

 

中一から6年間+1年、そしてお兄さんの在塾期間を入れると

2014年のウィングローブ英語塾多摩センター校が開講した年から11年間通っていただいたことになります。

 

お母さまには大変お世話になりました。

そして保護者の鏡として、私も同時期に中高生の受験を抱えていたので

保護者としての心構えをいろいろ学ばせていただきました。

お母さまからのお言葉で、英語だけではない5教科音読道場を始めました。

「単語道場」「声を出す!」の張り紙も、書家として筆で書いてくださいました。

 

上のお子さんHくんがが、私立中一年の時に

「学校が・・・・」と言って、ウィングローブの宿題ができないようなことを言ってきたときに

「私は生徒さんからの「学校が・・・」という言葉は聞きませんよ。学校に振り回されていたら英語できるようにならないと経験で分かっているから。これから「学校が・・・」というなら他の塾に行って下さい」

と厳しいことを言いました。そしてすぐに保護者に伝えました。

「厳しいことを言ってしまいました。やめたいというかもしれないです」

それが、お母さまは

「先生!どんどん言って言って!大丈夫です。やめませんから、先生についていきますから」

それから一年後、お兄さんは学年154番から首位になってしまいました。

勉強すればできるようになると英語を通じて知ったので、他教科も勉強するようになり

どんどん成績が伸び、学年で総合トップクラスになりました。

 

それを見てきた妹のSさんは何も疑わずに7年間私についてきてくれました。

季節の企画、単語道場、音読道場、英文法トレーニングに一度も欠かさず兄妹ともに参加してくれました。

参加者が一人の時もありましたが

「私は、特待生になり授業料払わなくていいのです。だから今年も特待取りたいから音読道場頑張ります」

と言ってくれました。

ウィングローブの授業は、もちろん皆勤です。

「欠席しよう」という考えは浮かびもしないようです。

 

そこまでもってきてくれたのは、お母さまのお力があります。

この度、下のお子さんの御卒業により

お母さまが、アドバイスを書いて下さいました。

有難いお言葉です。

下に添付させていただきます。

 

ウィングローブの在校生の保護の方に私から伝える事があるとしたら
・ウィングローブのレッスンは絶対休ませない。

(中間、期末の日程は事前にわかっているはず。他教科の勉強は事前準備できる。ウィングローブを休む選択を子供に与えない) 
・単語道場は絶対参加
私がしてきた事はこれだけです。HもSも休みたいと言った事は無かったと思います。

これを当たり前にして下さいとお伝え下さい。

 

一見、お子さんの言うがままに休ませてあげると

「お母さんは理解がある」というその場のお子様からの評価が上がるかもしれませんが

お子さんは次のレッスンの前に朝から、ひどい時には前日から

「どうしよう、どうしよう。明日行きたくない。休もうかな。宿題やってないし・・・」

と悩みだすかもしれません。その時間がもったいない。

「休まない」と決めた方が、余計なことを考えなくてすむのです。結果お子さんのためになるのです。

 

「厳しいな~」「可哀そうだな~」と思われる方もおられるかと思いますが

私は、行きたい学校に行けない方が「厳しいな~」「可哀そうだな~」と思うたちなので

Sさんのお母様と同じで休ませない保護者でした。

 

桜満開のこの日

次に続く生徒さんたちにエールです。

 

今年、多摩センター校から

大学受験生一名

高校受験生一名志望校に合格されました。

良い新生活を送ってください。

 

ウィングローブ英語塾

多摩センター校

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

卒業シーズン Mくん 挨拶に来てくれる② 

多摩センター校(2024年04月08日)

卒業シーズン Mくん 挨拶に来てくれる①に続きます。

 

だいぶ日を開けてしまいました。

卒業シーズンから入社・入学シーズンになっておりました。m(__)m

Mくんは今頃、入社式を済ませ地方で新社会人生活に入っている頃です。

満開の桜が今年は新年度の門出を飾ってくれていることが嬉しいです。

 

Mくんは、高校時代から第一志望であった大学に3年から編入し

2年前に東京での学生生活を始めました。

その中で、老人介護施設と私鉄の超過密ダイヤの駅の一つでアルバイトをしたそうです。

老人介護施設では、101歳の元海軍の軍人と出会い、いろいろ学んだそうです。

「先生、最後は人間は隠せないんですよ。もう、そのままの自分をさらけ出すんです

僕は、こうなりたい。こうなりたくないというのをここで働いて知ることができました」

私も元海軍の軍人さんと話しがしてみたい。

そう心から思うほど

私の経験したことのない世界をM君が淡々と語ってくれました。

 

私鉄のバイトでは、社員の人たちが「地下鉄サリン事件」に遭遇した生の体験を話して聞かせてくれたそうです。

Mくんは生まれてない時の大きな事件です。

 

Mくんは野球部で培った礼儀正しさや監督の言うことを素直に聞く姿勢がしっかりと身についていて

それだけではないと思いますが

上記のように、22歳にもかかわらず年齢の離れた人が貴重な話をする気になるのではないでしょうか。

 

私が22歳のころを思うと、

外国かぶれをしていて外国が日本より優れていると思い込んでいる世代の一人でした。

今は、日本の良さを肌で感じて「何であんなに外国かぶれをしていたのだろう?」とよく思います。

白州正子さんの言葉に

 

「日本人ほど文化・文化と言いながら、自国の文化を大切にしない国民はいない」

 

とありました。

まさに自分に向けられた言葉で、ドキッとしたした覚えがあります。

大事な文化を守ってこなかった自責の念に駆られることがあります。

そして今からでも日本文化を守ることを始めていきたいという私の決意を話すと

M君は

「大丈夫ですよ。僕たち(今の若者)はわかってますよ。ちゃんと守っていきますよ。先生安心して」

と言ってくれました。

 

なんと心強い

 

本当に話は尽きず、お兄さんと行ったインドへの旅行の話は次回に延期されました。

書かせていただいたことはほんの一部です。

 

卒業シーズン Mくん 挨拶に来てくれる①

のブログを読んだほかの卒業生Nさんも会いに来てくれました。

彼女は、中一から通塾してくれて、箱根駅伝で活躍する大学に進学し

そこでスポーツ新聞を作って頑張っているようです。

目を輝かせて話してくれました。

自分が書いた記事も見せてくれて、在塾中は私は英語しか見てきませんでしたが

Nさんが書く力強い日本語に感動しました。

 

ウィングローブ英語塾を2014年に開校してから、

まさか生徒さんたちとこのような日が

2023年、2024年と続いて来るとは思ってもいませんでした。

 

生徒さんたちに恵まれていることを感謝しています。

英語教室を始めて本当に良かったと思っています。

 

卒業生の皆さん! いつでも会いに来てください!!!

単語道場の試験監督にも来てくださいね!

 

在校生も今日から一学期のレッスンです!

頑張っていきましょう!!!

 

長文を読んでいただきましてありがとうございました。

 

ウィングローブ英語塾

多摩センター校

 

 

 

 

 

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