大学受験、高校受験のウィングローブ英語塾。多摩センター校です。

単語道場 2024夏

多摩センター校(2024年07月25日)

本日はオンラインで10時から17時まで単語道場をしました。

参加者はわずか2名でしたが、二人とも頑張りました。

 

高3Kさん、単語1900個、熟語1000個にほぼ10割合格して2周目の全部の意味を言うテストにも600個合格。

 

本人に感想を聞いてみると

「春のウィングローブの単語大会では、単語は全部行けたけど熟語は半分もいかなっかったので自分でも成長を感じた。声を出して覚えているとリズムが染みついてきた。耳から入れると声が頭に残る。」と言ってくれました。

 

高2Mくん、部活が終わってから15時から参加で単語1200個合格。

 

感想は

「冬の単語道場で、卒業生の大学生が試験監督に来てくれた時に、覚え方を教えてくれました。

それを守って、ただ覚えるだけではなくて順番を変えてみたり、後ろからテストしてみたりしていたら

覚えてきました」

 

8月にはウィングローブ恒例の単語大会があります。

高3生の熱気を高1生、高2生に感じてもらいたい大イベントです。

高3Kさん、暴れてきて欲しいです。

 

 

高3生 定期試験97点

多摩センター校(2024年07月25日)

期末試験の結果を聞いてみますと

高3生から97点で学年トップということでした。

志望校の評定平均を0,3も上回っています。

 

しかも進路アドバイザーの教えを守り

自己学習を12月からコツコツと続けて

日本史も高得点で学年一位。

 

英語を制したうえでの社会の勝負と言われている文系受験生の鏡です。

 

あとは何とか国語を頑張らねばと本人は自覚しています。

この夏が勝負。

やることはわかっている。良い夏にしてください。

 

追伸

6月21日から、7月6日までイギリスとフランスに行っておりました。

期末テストのお手伝いを何もできなかったので、申し訳ないと思っていましたが

私が居なくても、こんなに頑張ってくれて安堵しました。

イギリスとパリの旅行記をつたない文章と写真でまとめました。お目汚しですがよろしかったらご覧ください。

2024 イギリス と パリ.docx

中2生 ついに英検2級のチャレンジャーに

多摩センター校(2024年07月25日)

中一の11月に入塾してきたKさん、すでに中一課程は修了しているということで

問題集は中2から購入していただきました。

それをサクサクと解いていたので先が楽しみな生徒さんです。

順調に3級、準2級と合格し、晴れて2級のチャレンジャーにこの度なりました。

 

準2級から2級のハードルは一気に上がりますが

Kさん。なら大丈夫でしょう。

 

ウィングローブのオリジナル教材も早くも一冊目が終わります。

スピードはとても大切です。

 

中学の間に2級、そして高校で準1級を取るということを多摩センター校では目標にしています。

一緒に頑張りましょう!!

 

多摩センター校では、一回の過去問対策で英検のポイントお知らせしています。

一次合格者には2次試験対策も授業時間を使って本番のシミュレーションを行っているので

安心して本番に臨めます。(^^)/

 

ウィングローブ英語塾

多摩センター校

 

 

 

 

 

 

様々な理由で学校に行けない、行かない生徒さんもおられますが

ウィングローブは休まずに来てくれて

私のことを「デミ先生」と慕って呼んでくれる生徒さんがいます。

 

最初は、ウィングローブも休むことが多かったのですが

その生徒さんに合わせて、カリキュラムを組み

オリジナル教材を使って、中一範囲からの英作文をするようになってから

英語の楽しさに気づいてくれて

毎回来てくれるようになりました。遅刻もしなくなりました。

日本語を英語にできるって、本当に楽しいですよね。

ちゃんと規則があるのです。

それを知りさえすれば、どんどん日本語を英語にできます。

 

最初は私が問いかけて英作をしていきます。

 

私:「私は英語を勉強します」 を英語にしてみよう。

Q「(日本語の中で)何が動詞(V)?」

A「勉強をします」

Q「何が主語S?(勉強するのは誰?」

A「私」

Q「何を(O)勉強するの?」

A「英語を」

私:では、それを英語の単語を使って英語の語順(SVO)で並べてみよう。

 

A:I study English.

 

正解です。

 

問いかけは、動詞の種類、主語の人称、主語が単数か複数かにも及びます。

そして、今の文を疑問文にして!、それに答えて!、否定文にして!! テキストの「一般動詞」を読んで!

と問い続けA君が答えながら最終的に英語にしていきます。

何問もそのように問答を続けてから、A君に

 

「今度は私は問いかけないから、一人でぶつぶつ言いながら英作してみよう!」

 

A君:

「動詞は○○です。主語は▽▽です。目的語は□◆です。

動詞は一般動詞で主語は三人称単数です。

文型は第3文型です。

答えは:・・・・です

疑問文は・・・・?です

その答えは・・・・です

否定文は・・・・です

 

正解の時もあるし、間違っていたらオリジナル教材の該当するところを声を出して読んでもらい

本人に気づいてもらいます。

私は何も教えていません。問い続けるだけ。

そして正誤を伝えています。

 

自分がしていることが正しいのか?誤っているのかをすぐに知ることができるのが

講師にレッスンを受ける最大のメリットだと思っています。

 

一人でぶつぶつ唱えながら英作をどんどんしていき、写真を撮ってラインで送るように指示しています。

今までに245個の日本語の文を英語の文にしてきました。まもなく中一範囲が終わります。

中一範囲が終わったら、

文型、不定詞、動名詞、比較、分詞、関係代名詞、受動態、現在完了、仮定法に入ります。

私とA君の間に共通言語がたくさんできたので、ここからは早いと思います。

 

何よりも欠席が多かったA君が休まずに来てくれるようになったことが嬉しいです。

熱心に英語学習に取り組んでいる姿を見ることが私の大きな励みになっています。

 

ウィングローブでは、個人対応のレッスンをしていますので

生徒さんの現在のレベルから英語を勉強することができます。

一斉授業は行っておりません。

 

さらに多摩センター校では全クラスをオンラインで行っておりますので

お住いの地域に関係なく参加することができます。

もし、今学校に行けなかったとしても英語の楽しさを知って、

他教科も勉強しだす生徒さんがきっといると思います。

お手伝いができましたら幸いです。

 

少数ですがまだ空席もありますので、ご興味をお持ちいただけましたらどうそお問い合わせください。

お待ちしております。

 

ウィングローブ英語塾

多摩センター校

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めての定期試験 中一生頑張れ!

多摩センター校(2024年05月17日)

中学に入学して、初めての定期試験を受ける中一生

英語の基礎を身につけるこの一年はとっても大事です。

 

6年生の2月から新中一生のレッスンを始めています。

保護者の方から

入学式前にメールをいただきました。

 

『いよいよ来週から中学校生活が始まります。

娘は、入学前に高山先生から英語の基礎の基礎を教えていただいたことで、学校での授業に対する不安が少し和らいだようです。

いつもありがとうございます!!

今後ともご指導のほど宜しくお願いいたします』

 

ありがとうございます。励みになります。

 

中学受験があったので英語の勉強は初めてでした。

アルファベットの書き順から

アルファベットを読み、

口を動かすところから始めました。

そして入塾後4か月非常に熱心に学習しています。

楽しみな中一生です。

現在定期テスト対策として「教科書ノート」の制作を完了するところです。

これで定期テストの準備はバッチリです。

英語学習のモチベーションを高くする大事な一年になりますので、心して指導させていただいております。

 

ウィングローブ英語塾

多摩センター校

 

 

 

Sさん、第一志望合格おめでとう。

 

今まさに桜が満開の千鳥ヶ淵を通って武道館の入学式に参列されていることでしょう。

こんな晴れやかな日はないと言ってよいほど、恵まれた入学式ですね。

やはり努力はこのような形であらわれるということを改めてお思います。

 

Sさんは今年が再挑戦でした。

 

お母さまと報告と挨拶に来てくれた席で

ちゃんと勉強しているのかどうか不安だったというお母さまの言葉に

「(勉強を)やったから受かったんだ」とSさんは返し私は思わずメモを取りました。

 

「ちゃんと勉強すれば受かるんだ。と思いました」

 

(スマホの合否案内を) 何回開いても合格している」

 

やはりご本人も不安だっと思います。

だから合格してからも「本当に合格したのかしら?」とスマホの合格画面を確かめてしまうという

受験生の心情が凝縮されている言葉だと思いました。

 

中一から6年間+1年、そしてお兄さんの在塾期間を入れると

2014年のウィングローブ英語塾多摩センター校が開講した年から11年間通っていただいたことになります。

 

お母さまには大変お世話になりました。

そして保護者の鏡として、私も同時期に中高生の受験を抱えていたので

保護者としての心構えをいろいろ学ばせていただきました。

お母さまからのお言葉で、英語だけではない5教科音読道場を始めました。

「単語道場」「声を出す!」の張り紙も、書家として筆で書いてくださいました。

 

上のお子さんHくんがが、私立中一年の時に

「学校が・・・・」と言って、ウィングローブの宿題ができないようなことを言ってきたときに

「私は生徒さんからの「学校が・・・」という言葉は聞きませんよ。学校に振り回されていたら英語できるようにならないと経験で分かっているから。これから「学校が・・・」というなら他の塾に行って下さい」

と厳しいことを言いました。そしてすぐに保護者に伝えました。

「厳しいことを言ってしまいました。やめたいというかもしれないです」

それが、お母さまは

「先生!どんどん言って言って!大丈夫です。やめませんから、先生についていきますから」

それから一年後、お兄さんは学年154番から首位になってしまいました。

勉強すればできるようになると英語を通じて知ったので、他教科も勉強するようになり

どんどん成績が伸び、学年で総合トップクラスになりました。

 

それを見てきた妹のSさんは何も疑わずに7年間私についてきてくれました。

季節の企画、単語道場、音読道場、英文法トレーニングに一度も欠かさず兄妹ともに参加してくれました。

参加者が一人の時もありましたが

「私は、特待生になり授業料払わなくていいのです。だから今年も特待取りたいから音読道場頑張ります」

と言ってくれました。

ウィングローブの授業は、もちろん皆勤です。

「欠席しよう」という考えは浮かびもしないようです。

 

そこまでもってきてくれたのは、お母さまのお力があります。

この度、下のお子さんの御卒業により

お母さまが、アドバイスを書いて下さいました。

有難いお言葉です。

下に添付させていただきます。

 

ウィングローブの在校生の保護の方に私から伝える事があるとしたら
・ウィングローブのレッスンは絶対休ませない。

(中間、期末の日程は事前にわかっているはず。他教科の勉強は事前準備できる。ウィングローブを休む選択を子供に与えない) 
・単語道場は絶対参加
私がしてきた事はこれだけです。HもSも休みたいと言った事は無かったと思います。

これを当たり前にして下さいとお伝え下さい。

 

一見、お子さんの言うがままに休ませてあげると

「お母さんは理解がある」というその場のお子様からの評価が上がるかもしれませんが

お子さんは次のレッスンの前に朝から、ひどい時には前日から

「どうしよう、どうしよう。明日行きたくない。休もうかな。宿題やってないし・・・」

と悩みだすかもしれません。その時間がもったいない。

「休まない」と決めた方が、余計なことを考えなくてすむのです。結果お子さんのためになるのです。

 

「厳しいな~」「可哀そうだな~」と思われる方もおられるかと思いますが

私は、行きたい学校に行けない方が「厳しいな~」「可哀そうだな~」と思うたちなので

Sさんのお母様と同じで休ませない保護者でした。

 

桜満開のこの日

次に続く生徒さんたちにエールです。

 

今年、多摩センター校から

大学受験生一名

高校受験生一名志望校に合格されました。

良い新生活を送ってください。

 

ウィングローブ英語塾

多摩センター校

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

卒業シーズン Mくん 挨拶に来てくれる② 

多摩センター校(2024年04月08日)

卒業シーズン Mくん 挨拶に来てくれる①に続きます。

 

だいぶ日を開けてしまいました。

卒業シーズンから入社・入学シーズンになっておりました。m(__)m

Mくんは今頃、入社式を済ませ地方で新社会人生活に入っている頃です。

満開の桜が今年は新年度の門出を飾ってくれていることが嬉しいです。

 

Mくんは、高校時代から第一志望であった大学に3年から編入し

2年前に東京での学生生活を始めました。

その中で、老人介護施設と私鉄の超過密ダイヤの駅の一つでアルバイトをしたそうです。

老人介護施設では、101歳の元海軍の軍人と出会い、いろいろ学んだそうです。

「先生、最後は人間は隠せないんですよ。もう、そのままの自分をさらけ出すんです

僕は、こうなりたい。こうなりたくないというのをここで働いて知ることができました」

私も元海軍の軍人さんと話しがしてみたい。

そう心から思うほど

私の経験したことのない世界をM君が淡々と語ってくれました。

 

私鉄のバイトでは、社員の人たちが「地下鉄サリン事件」に遭遇した生の体験を話して聞かせてくれたそうです。

Mくんは生まれてない時の大きな事件です。

 

Mくんは野球部で培った礼儀正しさや監督の言うことを素直に聞く姿勢がしっかりと身についていて

それだけではないと思いますが

上記のように、22歳にもかかわらず年齢の離れた人が貴重な話をする気になるのではないでしょうか。

 

私が22歳のころを思うと、

外国かぶれをしていて外国が日本より優れていると思い込んでいる世代の一人でした。

今は、日本の良さを肌で感じて「何であんなに外国かぶれをしていたのだろう?」とよく思います。

白州正子さんの言葉に

 

「日本人ほど文化・文化と言いながら、自国の文化を大切にしない国民はいない」

 

とありました。

まさに自分に向けられた言葉で、ドキッとしたした覚えがあります。

大事な文化を守ってこなかった自責の念に駆られることがあります。

そして今からでも日本文化を守ることを始めていきたいという私の決意を話すと

M君は

「大丈夫ですよ。僕たち(今の若者)はわかってますよ。ちゃんと守っていきますよ。先生安心して」

と言ってくれました。

 

なんと心強い

 

本当に話は尽きず、お兄さんと行ったインドへの旅行の話は次回に延期されました。

書かせていただいたことはほんの一部です。

 

卒業シーズン Mくん 挨拶に来てくれる①

のブログを読んだほかの卒業生Nさんも会いに来てくれました。

彼女は、中一から通塾してくれて、箱根駅伝で活躍する大学に進学し

そこでスポーツ新聞を作って頑張っているようです。

目を輝かせて話してくれました。

自分が書いた記事も見せてくれて、在塾中は私は英語しか見てきませんでしたが

Nさんが書く力強い日本語に感動しました。

 

ウィングローブ英語塾を2014年に開校してから、

まさか生徒さんたちとこのような日が

2023年、2024年と続いて来るとは思ってもいませんでした。

 

生徒さんたちに恵まれていることを感謝しています。

英語教室を始めて本当に良かったと思っています。

 

卒業生の皆さん! いつでも会いに来てください!!!

単語道場の試験監督にも来てくださいね!

 

在校生も今日から一学期のレッスンです!

頑張っていきましょう!!!

 

長文を読んでいただきましてありがとうございました。

 

ウィングローブ英語塾

多摩センター校

 

 

 

 

 

卒業シーズン Mくん 挨拶に来てくれる①

多摩センター校(2024年02月21日)

卒業生のことを書き続けているのは、卒業生Mくんの来訪がきっかけです。

 

就職が決まり、遠くへ行ってしまうということで私に会いに来てくれました。

もうびっくりで、一緒に近くのレストランに移動して4時間近く話し通しました。

それでも時間が足りないくらいで、夕方からレッスンがあったので、後ろ髪をひかれながら見送りました。

 

Mくんのことを書きます。

 

Mくんは、高1の夏休みに入塾しました。

当時多摩センター校はどのクラスも満席でMくんを受け入れることができませんでした。

近く万願寺校が満席だったということで

多摩センター校にお母さまが問い合わせてくれたのでした。

お母さま曰く

「不思議です。万願寺校も満席で取ってくれない。多摩センター校も満席で取ってくれない。

どちらも取っちゃえばいいじゃないですか。その方が授業料が増えるじゃないですか。

本当に不思議です。ですが益々興味を持ちました。どちらかに席ができるまで待ちます」

 

とても印象的なお問い合わせでした。

結局、多摩センター校に先に空席ができて入塾していただきました。

 

ご本人のMくんは甲子園を目指す高校球児で、英語の勉強より野球という高1生でした。

週に6日の練習で、唯一部活のない火曜日に遠い高尾から高校に通い、帰りに多摩センター校に来るのです。

私でも週に一度のお休みに塾には行きたくありません。

それを毎週、きちんと来るのです。来ても疲れて眠ってしまうことも多々ありました。

来たことが本当に偉かったと思います。

 

後で聞くと、本当は塾に来たくはなかったけれどお母さまが絶対に休ませなかったのだそうです。

心を鬼にして「行きなさい」「行きなさい」と言い続けてくれたそうです。

 

Mくんの勉強に火がついてきたなと感じたのは、高3の夏、甲子園の地区大会が終わり引退してからでした。

必死に勉強しているようでしたが、やはり夏までは野球に全力を注いでいたので、

なかなか勉強が追いつきません。

しかし志望校をあきらめず勉強を続けていました。

野球部の生徒さんは、不思議なほど指導者の支持をきちんと聞いて実行に移すので

伸び始めたらぐんぐんと伸びる姿を見てきましたが、Mくんもそうでした。

 

そして受験になりました。もっと時間が欲しいとMくんは言っていましたが、情け容赦なく受験の日は来ます。

結果、志望校には合格が取れなかったのですが、志望校の地方の短大に合格したのです。

そこから、短大に進み2年間勉強を続け、見事第一志望校の志望学部の3年生に編入を果たしました。

その2年間に、オンラインで多摩センターの授業を受け続けてくれました。

ある意味、コロナのおかげでオンラインが始まっていたのでMくんにはラッキーでした。

 

編入試験合格後、東京でのMくんの大学生活が始まります。

ここからは、次のブログに記します。

 

 

 

 

 

 

昨年の話になりますが、12月17日にパルテノン多摩の会議室に行った単語道場に

2020年卒のMさんが試験監督に来てくれました。

 

コロナの影響で丸4年間、オンラインでやっていた単語道場でしたが

2023年の卒業生を送るときに、卒業生の一人からこう言われたのが再開のきっかけです。

 

私は多摩センター校の単語道場が大好きでした。

自分が中学生の時に、高校生が難しい単語を一生懸命覚えているのを見て、聴いていたので、

コロナになってしまってすべての授業がオンラインになっても

自分は、あの時の高校生の姿を見ていたから、単語を覚えることができました。

是非、これからの生徒さんにも対面の単語道場を続けてあげて欲しいです」

 

コロナで高校入学時から学校に通えずコロナの影響を丸々高校の三年間受けた学年からの言葉でした。

 

この言葉に心を動かされ、また反省もあり、4年ぶりの単語道場を対面で再開することにしました。

 

試験監督は、在塾中に「単語道場の試験監督をしてみたい」と書いてくれたMさんに

連絡したら快諾してくれました。

Mさんは卒業してから最初の英検で準1級が取れたと連絡をくれて、

成人式には振袖姿も見せに来てくれました。

就職も日本の大手産業の一つに内定をもらっていました。

凛とした女性になっていました。

 

Mさんについてお話させていただきます。

 

小学6年生の春休みに多摩センター校の第一回単語道場から参加してくれて、

当時私の中2の娘がリードして英語の絵カード取りなどに盛り上がりました。

本当にかわいい6年生でした。

 

中1の一学期の初めての定期試験前に

「中1の定期テストはまだアルファベットを書いたり、簡単な文章だから100点を取るチャンスがあるから

100点取るんだと思って勉強してみてね。中2からは学校の先生も簡単な問題を出してくれなくなるからね。

中1の初めての定期テストはチャンスだからね」とプレッシャーをかけました。

 

その後、結果を聞いてみると「86点」という返事がきました。

当時12歳のMさんの顔には、今でもはっきりと覚えていますが悔しさが滲んでいました。

それからMさんの快進撃が始まりました。

中2どころではありません。高校生になっても定期テストで100点を取ってきました。

あの初めての定期テストの悔しさは、Mさんのバネになったのだと思います。

Mさんを筆頭にウィングローブの3人の生徒が公立中のトップスリーを守り通してくれて

総合一位の同級生がどうしても英語はMさんを含む3人に勝てないということで

一体、彼女たちの塾では何をしているんだ?」と興味を持ってくれて中三から入塾してきたほどでした。

 

再会したときにMさんが話してくれました。

「あの時に暗唱したテキストのお話は今でも言えるんですよ。

この間、友達に聞かせてあげたら面白い話だと言われました。

ちゃんと今でも通じるみたいです(笑)」

 

今回の単語道場では、単語熟語のテストに合格するとMさんが

「よし!」

と言ってくれて、それを聞きたくて在校生がみんな頑張っているように見えました。

私は、一人ひとり、声を出しているかどうか確かめて単語の覚え方を伝授しながら回ることができました。

 

参加生徒の反応もとても良かったです。

卒業生に来てもらって本当に良い単語道場になりました。

 

Mさん、また試験監督に来てくださいね(^^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

卒業生Tくんより メールあり

多摩センター校(2024年02月21日)

昨年の3月に何気なくメールチェックをしていたら

「えっ!?」と懐かしい名前があり、見間違いかと思ったら

確かに多摩センター校で最優秀生だったT君のお名前でした。

多摩センター校開講当時の小学5年生から高3の1月まで通ってくれて、

見事第一志望の国立大学に進学され、卒業し、就職をまじかに控えていました。

 

在塾中はクールな生徒さんで、まさか私なんぞにこのようなメールをくれるとは思っていなかったので

大きなサプライズでした。

 

ご本人に承諾を得て、この私の家宝となったそのメール投稿させていただきます。

 

 

高山先生

 

 

ご無沙汰しています。

ウィングローブ卒業生の○○○○です。

 

今年度末で大学を卒業して就職するにあたり、近況をご報告させていただきます。

 

 

大学でも入部した□□□部では4年時に主将を務めました。

あまり良い結果を残すことはできませんでしたが、主将としての1年間、そして□□□部での大学4年間、良い経験を積めたと思っています。

 

 

その後1年留年して就職活動を行い、▽▽▽株式会社に就職することになりました。

 

入社前の課題の一つにTOEICで最低800点以上、目標900点以上取得するというものがあり、本日結果が出ました。

Listening 465

Reading 440

Total 905 でした。

 

ギリギリですが900点を越えることができ、ほっとしました。

 

 

本日、近況報告をしようと思ったのも、この結果を受け、感謝の気持ちを改めてお伝えしたいと思ったからです。

中学3年の英検2級取得以降、このような検定試験を受けてこなかったため、自身の英語力の立ち位置には不安を感じていましたが、ウィングローブで教わったことが着実に力になっているということを改めて実感しました。

 

受験をサボり続けた結果、入社直前となり不安でしたが、試験前1ヶ月間に集中して勉強して感覚を取り戻すことができました。

このような素地ができたのも高山先生のおかげです。

 

改めて、8年間も英語を教えてくださり、本当にありがとうございました。

 

 

近況をご報告するにあたり、多摩センター校のブログも拝見しました。

テストで100点だったり偏差値60,70越えだったりと、皆さんいい成績を取っていて頼もしいと思うと同時に、先生の熱量が行間からひしひしと伝わってくるかのようで、懐かしい気持ちになりました。

多摩センター校、応援しています。

 

 

お忙しい中長文失礼いたしました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

○○○○

 

以上が卒業生Tくんからのメールでした。

私のブログの中で優等生「Tくん」としてたびたび登場しています。

大変優秀な生徒さんで、卒業するころには私から教えることは何もなかったと思います。

しかし、最後まで通ってくれて、こうして卒業して5年たって連絡をくれるとは本当にうれしかったです。

その後、連絡を取り合って、同じクラスの卒業生と飲み会を開きました。

卒業生とお酒を酌み交わせるなんて、こんな日が来るとは思っていませんでした。

 

私から見た優等生「T君」をお話します。

 

在塾8年間中休んだのは2回くらいで、

購入した教材でやり残した教材はゼロでした。

レッスンが終わるころには、どんどんテキストを進めた結果、

ペンを持った手が痛いと言って手首を振っていました。

自転車で多摩センター校に来て、真冬でもTシャツにウィンドブレーカー一枚で教室に入るとTシャツ1枚でした。

ウィングローブの週一の授業が終わって自宅に帰ってくると、毎回ものすごく疲れている様子で

お母さまは「一体ウィングローブで何をやっているのだろう?」と不思議に思っていたそうです。

それだけ、週に1回、2時間半(当時)の授業に集中してくれていたのだと思います。

睡眠は8時間から9時間取り、学校の授業中に眠ったことはないと聞きました。

休み時間にさっとその日の授業で勉強するところを読み

大事なところだと思ったところで先生の話をよく聞いたそうです。

定期試験前に私が「定期試験範囲を7回読むと90点以上取れるらしいよ」と伝えると

「僕は毎回15回読みます」と平然と答えてくれました。

もちろん学校では断トツ首位です。

ウィングローブでは、オリジナル教材に「スティーブジョブズの伝説のスピーチ」をいち早く取り入れていたのですが

T君は、全文を暗記して、当時行っていた多摩センター校の暗唱会で見事に下級生の前で披露してくれました。

その後の下級生たちが爆発的英語力の向上を示してくれたことは言うにも及びません。

後日、Tくんが「先生、あのスティーブジョブスのスピーチは今年の僕の高校の入試問題になりましたよ」

と教えてくれました。高校では帰国子女と間違えられていたそうです。

大学では、入試の英語の結果でクラスが決まり最高位クラスで留学生と帰国子女の中で英語を勉強することになったと言っていました。

 

私はというとTくん在塾中は

「こんな優秀な生徒さんが私のところでよいのだろうか。もっと優秀な先生の所に行った方が

彼の本来の力を発揮できて最高峰の大学に行けるのではないだろうか」と何度考えたかわかりませんが

結局最後まで通ってくれて、多摩センター校以外の塾には通ったことがないと言っていました。

最後のレッスンでは教室から皆既月食をクラス全員で見て、送り出しました。

 

Tくんとの8年間に、私は英語講師として大きく成長させてもらい、

その恩恵をずっと今まで受けてきたなと思っています。

私の方から、Tくんに感謝しなくてはいけないです。

 

私自身は若いころは英語塾を始めるとは夢にも思っていませんでした。

しかし、こういう生徒さんと出会えたことは、

英語を好きになって、英語を使う仕事につき

英語教室を始めることに繋がったからなのだと思うと

 

「英語」がもたらしてくれたすべての出会いに

感謝しかありません。

 

 

 

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