大学受験、高校受験のウィングローブ英語塾。多摩センター校です。

文法用語も覚えよう。急がば回れ

多摩センター校(2021年09月21日)

昨日、理解が進んでいない高2生に中学英語に戻ってみないかと話しました。

中学の文法で苦手だったり、理解できていないところをまずやってみない?

どこが苦手だった? 不定詞? 関係代名詞?

 

返ってきた高2生の言葉は

「文法用語が覚えられません。だからどこが苦手なのかわかりません。長文を読んでいるとなんとなく意味は分かるんです。だけど文法用語は覚えられません」

 

文法用語を覚えると、急がば回れで楽になりますよ。

英語を勉強しに来ているのに、どうして聞いたこともない文用語を覚える必要があるの?と思う気持ちは十分わかります。しかし文法用語を覚えれば

 

”不定詞”と言えば、”to +動詞の原形”” と頭にぱっと浮かぶことになる。

逆に英語を読んでいても”不定詞”だ!」とわかり、「~すること」、「~するための」「~するために」の一つだとわかる。(この先の知識も必要です)

 

では、

「赤くて、固い大きな金属の箱で、正面に穴が開いていて、道端に立っていてるものは何?」

「ポスト」

「ですよね。これから毎日、『この手紙を学校に行くときに『赤くて、固い大きな金属の箱に入れてきて』と言われたらどうする?

「いやです」

 

ですよね。

例えば、文法用語を覚えるとhave の次に”過去分詞”があるから、

このhave は「もっている」ではなくて”現在完了”のhave だ。だから「~したことがある」という意味だ!

とわかるようになる。

ゆっくりで良いから日本語で考えて理解して、理解ができるようになったらスピードをつける訓練をすればよい。

 

なんとなくわかるというレベルで受験では通用しないし、

なんとなくわかっていると言う人と将来一緒に数十億円をかけた仕事はしたいと思いませんよね。

 

英語を英語のままで理解するというのは、小さい時の話で、大きくなってからは理想や幻想でしかありません。

これだけ日本語で暮らしてきた私たちは、

英語を日本語でからめとって理解していく方法があるという事を受け入れるべきです。

日本語という得意の網で英語をからめとっていく。

丈夫でしっかりした網があれば、たくさんの収穫(理解)があるはずです。

 

日本語で、英語に限らず外国語をからめとっていく。

日本語が話せる私たちだからできることですね。

 

 

 

 

 

 

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