中三Tは、私の娘の同級生で私は彼を小学校一年生から知っています。
初めて学校の授業参観でTに会った時の印象は忘れられない。
身体じゅうからキラキラしたオーラを発していました。
学ぶことが大好き!というオーラ。好奇心が弾んでいる感じ。
私が英語教室を開いた頃、
「きっとTくんは、私の塾を気に入ってくれるだろうな」
と直感し、お母様に声をかけて体験レッスンに来ていただいた。
そしてTの反応はというと
「楽しかった~」と瞳からお星さまがキラキラッ☆ 即日入会を決心してくれました。
・・・
それから、はや5年の昨日のレッスン。
私 : 初めての試みなんだけど、前置詞のつかない名詞を赤でマーカーしてくれる
T : はい、文の要素の名詞ってことですね。
と、テキストのすみに、”文の要素の名詞に赤”とメモをしている。
何も教えていないのに、
「前置詞のつかない名詞」といったらすぐに
「文の要素の名詞」
と脳内変換されるTに今さらながら脱帽。
他には、中三になってから使いだしたウィングローブのテキストをこのままだと
中学の間にレッスンでは訳しきれないと思い宿題に出してみたら
「先生、ここの従属節が訳せませんでした」と聞いてきました。
When asked to describe my first surprising experiences in Japan, I always recall my first few days in Tokyo.
私 : これか~、ここには、あるルールが隠されていて、主節の主語と副詞節の従属節の主語が同じで、従属節内の動詞がbe 動詞の時は、従属節内の主語とbe動詞は省略できると言うルールがあるのよ。だから何が省略されている?
T : I was
私 : そう!その通り。もう訳せるよね。
・・・
中一の時は、
T : I’m glad to see you. ってなんで不定詞の副詞的用法なんですか?
『会ったことを喜んでいる』んだから名詞的用法じゃないんですか?」
私 : 文型を言ってみて。
T : I がS、am がV、glad が Cで 第2文型
私 : もう文型が成立しているから、文の要素になる名詞的用法は?
T : ありえない
私 : 近くに名詞はありますか?
T : ないです
私 : だから?
T : 形容詞的用法でもない
私 : だから?
T : そっか~なるほど、副詞的用法!
私 : だよね
このストライク感がたまりません。
・・・
「お母さん、T を東大に入れちゃいな!」
と私の息子はTが小学生の時から言っています。
私、今、本気でそう思っています。
・・・
文法用語アレルギーを起こされた方は、
即ウィングローブ英語塾で解決しましょう。
でも、頑張って最後まで読んでくださってありがとうございます。<(_ _)>