大学受験、高校受験のウィングローブ英語塾。多摩センター校です。

12月7日(土)午後

出口汪先生:現代文のカリスマ講師

木村達哉先生:天下の灘校の英語科現役教師でありユメタンなど著書多数、作家

お二人の

昨年関西学院大がで行われた絶妙な国語と英語の対談の第二弾

しかも、今回は京都寺町のお寺、天性寺での開催に

新幹線に乗って行ってきました。

 

主催は、京都の若いママたちが組織する団体

MaMan KYOTOさん

出口汪&木村達哉先生 『AI時代の読む力』対談

100名以上の参加があった『AI時代の読む力』を基にした対談の会。参加者さんからのご質問「どうすれば子どもが本を読むようになりますか?」に応える 出口 汪 (Deguchi Hiroshi)先生の回答の一部です。出口先生の衝撃の答えは、今の子ども達は「読まない」のではなく、「読めない」。そこをクリアせずに「読みなさい」と言っても無理だということ。詳しく知りたい方はお二方の著書『AI時代の読む力』までどうぞ♪木村先生が途中、四つん這いになられていますが、これは参加者さんからの質問ポストイットを確認されているところです(^^

MaMan KYOTOさんの投稿 2019年12月8日日曜日

若いママさんからの質問が、忘れかけた時を戻してくれました。

 

MaManさん「就学前にこれだけは、やっておいた方が良いことはありますか?」

 

出口先生:漢字です。

木村先生:経験値を上げる。

今まで行ったことが無いところへ連れて行ってあげることです。

(例として茨城県の水戸が挙げられていました。

いつ、どこで、なにと水戸が繋がるか分からない。とおっしゃっていました)

 

MaManさん「本を読まない子供に本を読ませるにはどうしたらよいですか」

 

出口先生:子どもたちは本を『読まない』のではなくて『読めない』のです。

『読める』ようにしてあげれば読みます。

読めるようにするには、まず漢字を読めて語彙を増やすこと。

英語で言う語彙が”単語”であるならば、日本語で言う語彙は”漢字”です。

 

木村先生:子どもが本を読まないと言う前に、大人が本が読んでいますか?

まず大人が読んで、その姿を子どもに見せることです。

家に本棚があることが大事です。

我が家は貧乏だったけれど、本は買ってくれた。

ドラえもんはええやつや!と父親がすべて買ってくれました。

 

非常に中身の濃い2時間でした。

私が印象に残った言葉

 

出口先生:他者意識を持つこと。相手が察してくれると思っていてはいけない。

むかつく:不快だ!誰か解決しろ!と言っている。

やばい:相手に察してくれ!と言っている。

察する文化にいる子どもたちが、一切察してくれない言語である”英語”ができるわけがない。

他者に言葉ではっきりと伝える国語の”論理力”をまず持たなくてはいけない。

 

木村先生:灘校は面倒見が悪いです。

面倒見がよいと、思考停止になる。

やたらと手を差し伸べると受け身になる。

これから確実に外国人が増えてくるのは分かっている。

どうして英語を勉強するのか深く考えるべきだ。

英語に限らず、これが出来るとどうなるんだろう?とものごとを考える。

機械的に何かを始めてもダメです。

 

ここには書ききれませんが、お二人の共同著書を読まれるとかなり追いつけると思います。

↓↓↓

国語と英語のカリスマ教師が教える

”AI時代の読む力”

出口汪氏・木村達哉氏著

 

 

講演会をきっかけに、晩秋の京都も2泊3日で満喫してきました。

 

 

<写真は来年掲載します>

 

 

 

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