昨年の7月に高三生が入会してきました。
体験レッスンで、高2の2月に英検2級取得と聞いたので、英語は不得意ではないと判断。
多摩センター校生が中学で2級を取る生徒もいることを考えると
勉強法はまだ知らないのかもしれないと判断。
「さあ、どうやっていこうか?」と思案して、山口先生に相談しました。
「とにかく、一刻も早く単語、熟語、文法を入れること」
そして入会してから、受験まで、その生徒は、早朝の電車に毎日乗り、
学校の最寄り駅に到着するまで車中で必死に単語を覚えたのだと教えてくれました。
7月、8月、9月(単語、熟語、文法7周完了)、10月、11月、12月、1月(11周目に突入+自己学習)
驚異的なスピードで暗記を完了し、2月に希望校、青山学院大学に合格しました。
そして4月、夏のようにに暑かった日の午後、
多摩センター校前の百十一段の階段を上って息を切らしながら
受験後初めて通いなれた教室に顔を出してくれました。
最後の授業が1月31日、まだその息も白かった頃で、激動の数カ月の間に、
すっかり高校生から眩しい女子大生になって新緑の中を登場してくれました。
受験期間中は、ゆっくり話す時間はありませんでしたが、
晴れて、在籍中の半年を振り返り、また新生活のお話もうかがうことができました。
お茶を入れている間にアンケートにも答えてもらいました。
了解をいただき、ご紹介させていただきます。
受験生必見です。
1 教室に通ったのは、7か月 (入会学年:高三生のとき)
2 ウィングローブの授業の中で、英語を伸ばす上で役にたったと思うことは?
1)品詞と文型の学習
2)単語・熟語・基礎精講の自己学習
3)音読・リピート・リスニング
4)前からの同時通訳式訳
5)個別対応指導
3 山口面談について感想
毎回の面談で少し焦っていた気持ちは消えて自信を持ってやろうと思う気持ちが強くなった。
4 入会する前の英語力はどうでしたか。入会当初のウィングローブの授業の印象は?
英語は少しできるくらいな教科でした。結果としてとても成績が伸びたので、
私自身にすごくあった授業でした。アットホームなところも良かった。
5 後輩たちへの一言、ウィングローブについてなど、お願いします。
ウィングローブに入っていなかったら、確実に今の大学に行けていないと言い切れます。
たくさん覚えることがあって正直きついことはよくありましたが、英語がとても身に付いたと思います。
単語、熟語を覚えることが何よりも一番大切だと思います。
講師からは
とにかく単語、熟語、基礎精講の目標繰り返し回数を3カ月弱で終わらせて
この生徒の根性には驚かされました。
質問もきちんと問題に向き合っていることが分かる、こちらが「そうきたか~」と唸ってしまうような質問ばかり。
次はどんな質問を用意してくれるのか楽しみにしていたほどです。
大学の英語では、入学後のTOEICの結果から最上位クラスに決まり、帰国生の中での受講と聞きました。
これを聞いて、ちょっと私も鼻が高かったです。(^^ゞ
あっという間に2時間が過ぎ、後輩たちのクラスの時間になってしまいました。
また、落ち着いたらいつでも顔を見せに来てください。
本当に楽しかったです。ありがとう。
お母様からも、桜の便せんに美しい文字で三枚ものお手紙を頂戴しました。
胸が熱くなるような、お言葉の数々に何度読み返したか分かりません。
我が家の家宝、今後のお守りにさせていただきます。
ご了承を得て一部を転記させていただきます。
“何気なく6月ごろインターネットでみつけて入会しました。
前の塾の長文読解に全くついていけず、覚悟もやる気もなく弱気になり、
推薦で決めてしまおうと思っていた頃の入会でした。
そして毎日大量の単語、熟語を自分の意志とは関係ないところで淡々とこなしていくうちに
だんだんと気持ちの変化が現れ始めました。
少しでも楽をして大学へ行きたい(指定校推薦)という気持ちから、
納得できる大学以外には行きたくないと思うようになっていました。
受験に向かっているのに、英語に対して楽しそうで、どんどん前向きになっていました。
受験前は葛藤があったようですが、高山先生からかけていただいた
“根性あるから大丈夫”という言葉が娘には直接自信になり乗り切れたと思います。
希望の大学に入れたことは娘にとって想像以上の達成感で
そんな気持ちを教えてくださった高山先生には、とても感謝しております。”
大変ありがたいお言葉をありがとうございました。
“英語に対して楽しそうで・・・”と聞いて本当に嬉しいです。
お子さんが駆け抜けた中高での6年間、そしてウィングローブでの半年間のお話も伺いました。
英語講師の仕事をさせていただいて
「こんなに頑張る生徒さんには、もう二度と会えないかもしれない」
と思わせるほど頑張る高三生が毎年存在します。
この生徒さんも、そういう高三生の一人でした。
こうして送り出せたことを大変嬉しく思っています。
今後もその鍛えた英語力と根性で、ご活躍なさることを確信しております。
小田急線 某駅着 早朝6時8分 この生徒はもう乗っていないけれど
続く後輩たちが、今度は単語を必死に覚えて未来をつかんで欲しいと願っています。
頑張る姿は朝日に映えて何よりも、強く、美しいに違いないと思います。
感動をありがとう。