卒業シーズン Mくん 挨拶に来てくれる①に続きます。
だいぶ日を開けてしまいました。
卒業シーズンから入社・入学シーズンになっておりました。m(__)m
Mくんは今頃、入社式を済ませ地方で新社会人生活に入っている頃です。
満開の桜が今年は新年度の門出を飾ってくれていることが嬉しいです。
Mくんは、高校時代から第一志望であった大学に3年から編入し
2年前に東京での学生生活を始めました。
その中で、老人介護施設と私鉄の超過密ダイヤの駅の一つでアルバイトをしたそうです。
老人介護施設では、101歳の元海軍の軍人と出会い、いろいろ学んだそうです。
「先生、最後は人間は隠せないんですよ。もう、そのままの自分をさらけ出すんです
僕は、こうなりたい。こうなりたくないというのをここで働いて知ることができました」
私も元海軍の軍人さんと話しがしてみたい。
そう心から思うほど
私の経験したことのない世界をM君が淡々と語ってくれました。
私鉄のバイトでは、社員の人たちが「地下鉄サリン事件」に遭遇した生の体験を話して聞かせてくれたそうです。
Mくんは生まれてない時の大きな事件です。
Mくんは野球部で培った礼儀正しさや監督の言うことを素直に聞く姿勢がしっかりと身についていて
それだけではないと思いますが
上記のように、22歳にもかかわらず年齢の離れた人が貴重な話をする気になるのではないでしょうか。
私が22歳のころを思うと、
外国かぶれをしていて外国が日本より優れていると思い込んでいる世代の一人でした。
今は、日本の良さを肌で感じて「何であんなに外国かぶれをしていたのだろう?」とよく思います。
白州正子さんの言葉に
「日本人ほど文化・文化と言いながら、自国の文化を大切にしない国民はいない」
とありました。
まさに自分に向けられた言葉で、ドキッとしたした覚えがあります。
大事な文化を守ってこなかった自責の念に駆られることがあります。
そして今からでも日本文化を守ることを始めていきたいという私の決意を話すと
M君は
「大丈夫ですよ。僕たち(今の若者)はわかってますよ。ちゃんと守っていきますよ。先生安心して」
と言ってくれました。
なんと心強い
本当に話は尽きず、お兄さんと行ったインドへの旅行の話は次回に延期されました。
書かせていただいたことはほんの一部です。
のブログを読んだほかの卒業生Nさんも会いに来てくれました。
彼女は、中一から通塾してくれて、箱根駅伝で活躍する大学に進学し
そこでスポーツ新聞を作って頑張っているようです。
目を輝かせて話してくれました。
自分が書いた記事も見せてくれて、在塾中は私は英語しか見てきませんでしたが
Nさんが書く力強い日本語に感動しました。
ウィングローブ英語塾を2014年に開校してから、
まさか生徒さんたちとこのような日が
2023年、2024年と続いて来るとは思ってもいませんでした。
生徒さんたちに恵まれていることを感謝しています。
英語教室を始めて本当に良かったと思っています。
卒業生の皆さん! いつでも会いに来てください!!!
単語道場の試験監督にも来てくださいね!
在校生も今日から一学期のレッスンです!
頑張っていきましょう!!!
長文を読んでいただきましてありがとうございました。
ウィングローブ英語塾
多摩センター校