大学受験、高校受験のウィングローブ英語塾。武蔵小杉校です。

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ライティング技能がつく!

中山(2017年10月04日)

2020年度からの小中学生新・学習指導要領が発表され、
4技能ならぬ「5領域」を伸ばす内容となっています。
5領域、とは「話す」を「やりとり」と「発表」に分けたものです。
ですが、「書く」「話す」という発信は、
語彙力があり、正しい語の並べ方がわかって成立するもの。

ですからまずはしっかりした知識を効率よく習得してから、
というのが現場の実感です。

ウィングローブでは、文の構造をつかむ英文読解法と
リスニング・音読・シャドーイングで正しい文を習得、
また、単語・熟語など、語彙を高度にインプットするため、
そのレベルを高めて作文にもつなげています。

以下は「こどもの貧困」Child Poverty に関してのエッセイを読後、
「政府がとりうる政策を提案せよ」というトピックで
高2生が書いた作文です。

あまり時間をかけずに書くので見直すひまもなく、
単純な文法的まちがいもありますが、
ちゃんと意見は構築できています。

《 高2生の作文 》
I think the government should adopt new scholarship which users don’t have to return. Now all users of scholarship in Japan have to return it to the government after they graduate university and that makes another poverty. I have another idea that the government support universities and cut their tuition to make easier to enter them. I think child poverty makes their children poor. That’s why the government must support poor children.

【添削された英文】
ウィングローブのネイティブ顧問・ロジャー先生の添削です。
赤字ー文法的な添削 緑字ーよりよい表現)

I think the government should provide a new type of scholarship which recipients don’t have to return. Now all those who receive scholarships in Japan have to return the loan to the government after they graduate from university, and that gives rise to another cycle of poverty.

I also have another idea, which is that the government should support universities and cut their tuition to make it easier to enter them. I think parents who are struggling makes their children poor. That’s why the government must support poor children.

高1・高2に「ライティングの講習をやろう」
そして「時事的なもの、異文化に生徒達を触れさせよう」
という狙いで冬期講習を企画しました。

希望者は6名いたのですが、1人は病に倒れ
1人はまだ入会したばかりだったので別メニューにしたので
ライティング講習に参加したのは4名の高1・2でした。

まず基調講演、のようなものとして
「ステュ―デントタイムズ」の英語エッセイをリスニングしました。
「やっぱり我が家がいちばん」と言う内容のイギリス人の方の
エッセーなのですが、興味深かったです。
「外国人が日本に来て暮らすのはレオパレス。なぜかというと
 保証人が必要ないから」
「イギリスの家は100年でもそれほど古くない。
 それに対して日本では40年でも古いと思われる」
213.pngその英文を味わって異文化を感じたあと
Home に関する作文をしてみましょうよ。と。
私が10個程度のHomeにまつわるトピックを挙げ
そのどれを選んでもOK。
二人は「家族の中で一番よく話す人(その人の紹介)」、
二人は「わが町」について書きました。

生徒が書きはじめているところに私が順番にヘルプ、
英語について、というより内容についてアドバイスしました。

たとえば
 ★ 話は「オチ」がほしいし、
 ★ My Townについて「あなたが書くのに」
   区役所のパンフレットの1ページのようでは読みたい人はいない。
裏切ろう。意外性。具体性こそいのち。山場。
一般論みたいな話はいらないのです。

・・・ヒアリングしながら「それそれそれがおもしろい」と
ひきだすとけっこういいエピソードが出現してきて、
みな面白い内容になりました。
‘You may think ・・・, but ・・・’ とうまく話を運んだ生徒もいました。

~ つづく ~

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