『受験の天王山』と呼ばれる夏休み。
早くも8月に突入しました。
受験生にとっては勉強に集中できる貴重な時期。
みなさんは、どのように勉強していますか?
今回のブログでは、
受験本番で結果を出したウィングローブの先輩たちが
どのように夏休みを過ごしてきたのか解説します。
ですがその前に、受験勉強について
大切な前提を知っている必要があります。
■ 入試傾向 vs 学力
世間では入試傾向への対策をうたう、
○○大英語、△△大数学といった講座や問題集が数多く存在していて
それを選べば、さもその大学に合格出来るかのようなアピールがされています。
しかし、入試傾向への対策だけで合格出来るなら、
その講座を取ったり問題集を解いたりした全員が
合格するはずですが、実際はそうではありません。
それはなぜなのか。
それは合格する上で最も大切な
「学力」
を身につけていないからです。
では、学力とは何を指すのでしょう。
ここでいう学力とは、
基礎的・標準的レベルのどんな問題が出ても解ける力
のことをいいます。
入試問題は広く全範囲から出題されます。
その範囲の広さに対する対策が必要なのです。
狭い範囲の入試傾向だけに絞った対策では
たまたま自分が受験する年にその範囲が
出題されない可能性が大いにあります。
ですからまず第一に、
全範囲について、基礎的・標準的な問題をもれなく解けるようにすること
が必要なのです。
ではどうやったら学力をつけることができるのか。
後編では
学力をしっかりと身につけるために
夏休みどのように過ごしたらよいのか、
3つのポイントに絞って解説します。