■単語暗記会
8月12日10時~16時 卒業生に試験官を頼み、一緒に実施。高3~中1までが参加しました。
最高に暗記したのは高3Mさん、単語1周、熟語1周終了! 次点が、単語暗記1周+熟語400までのSくんでした。単語暗記が1周したのが他に高3が3名、さすがに高3生は頭に入っているからこの速度ですね。受験にバッチリ生かせます! 初めて参加で1700まで暗記した高1生もいました。
中学生が頑張りました!
中学生は16時までは長いので、午後の途中まででいいよ、何時までやるか自己申告してくださいと言ったのですが、中3生3名は、みな最後16時まで継続。それぞれ、270個、403個、520個という數の単語を暗記しました。中1生は14時、14時半までで終わりましたが二人とも200個以上暗記しました。
*単語暗記会の意義 :
この1回の暗記会を経たからどう、ということではないのですが、それでも単語と出会う回数を増やせるので意義があります。また、みなが集中している雰囲気を作り出すので自分もやる気になるという環境で暗記すること、途中で集中が切れながらも頑張って暗記するという精神的な鍛練も加わっています。だれもが一心不乱に勉強に向き合っている教室の様子、とても好きです。これだから単語暗記会はやめられません!(笑)
■ディクテーションマラソン
リスニングが不得意、という人に知ってほしいのは、「リスニング力=総合力」ということ。
①語彙力 音は聞こえたがその単語の意味がわからなければ文の意味がわかりません。
②文法力 同じ単語を使っていても並び方で意味が違う場合など文法力も必要です。
助動詞の後には動詞の原形が来るのは知っているはずなのですが、そう聞こえた、と助動詞の後に動詞の過去形などを書いている人。文法力でチェックしてほしいです。
③速読力 さらに選択肢を速く読む「速読力」も大事。普段から磨いておくものです。
④会話表現の知識 知らないと文の意味がわからないので、増やしていきましょう。
⑤音の変化 子音と子音が続いたときに前の単語の最後の子音が消えてしまう(part timeは「パータイム」と聞こえるとか、第二音節にアクセントがある単語が聞こえにくい(afraid が「フレイド」しか聞こえなくてafraidと言う単語は知っているけど「フレイド」ってなんだろう、とか)。
そういった、リスニングしているだけだとはっきりとわからない自分の弱点を、聞いた英文をディクテーションすることで何が聞こえなかったのか。それは単語力だったのか、音の変化がとらえられていなかったのか、などを自分でチェックできるフォームを作って利用してもらいました。後で自分の弱点を克服する練習ができるはずです。
生徒の感想「数回目で will が聞き取れた!」「自分の聞き取れないところがわかりました」「聞き取れていたが全体の理解力が課題でだった」「文法力、甘いところがあったことがわかりました」「意外とできて自信を持てました!」「リスニングの授業を学校でも受けたことがなかったのでいいこと聞いたなと思いました」など。最初から比べるとグッと間違いが減った人もいて、自分でも手ごたえを感じたという感想もありました。