高3たちが、夏休み中に、単語・熟語・文法知識 7周~13周 インプットを終えた。
材料が頭に入った! ウレシイ!
現場としては、やっと大学受験の土俵に乗った! というのが実感なのだ。
これからが大学受験に向かって、実践力を磨いていく時期である。
さて、
インプットしたらアウトプットできるだろう、と思うのが普通なのかもしれない。
ところが実感としては、インプットとアウトプットの間がけっこう長い。
そしてそこが我慢のしどころなのだ。
インプット即アウトプットできる、もちろんそういう生徒もいる。
それは一部の「英語のセンスがある」子たちなのだ。
普通の人たち―それが絶対的に多いわけだが―は、そうはいかない。
たくさんインプットする。次が「引っ張り上げ力」である。
頭の中に入っている、どれを、どこから引っ張りあげてくるか。
「そっちかあ~。それじゃないんだなあ」という。
答えを与えてしまいますか? イエイエ、我慢がまん。
読解問題だと、「文章全体が何を言おうとしているのか考えようよ。違うのじゃない?」
といったことをくりかえす。
引っ張り上げ力を身につけるのには、しばらく時間がかかることがある。
でも、早めに必要なインプットが整えば、「引っ張り上げ力」を鍛える時間が
それだけ多くとれる。
極上のアウトプットに向けて、「次の手」準備中である。