1クラスに4,5名、1人ずつ対応していく授業スタイル。
珍しい形式でしょう。理解されにくいようです。
生徒1人の持ち時間は3分、4分。その時間内で1対1で指導、
自分の番でない10分程度の時間にはやることを指示されています。
ですが、これは実は、高いテクが要求されます。経験も必要。
それは、
生徒1人1人に、瞬時に対応していかなければならないためです。
3,4分の1対1の時間の中で、
「以前より進歩したな」
「でもこの部分はまだモノにしていないな」などと判断して
次の指導をしていくのですから。
ですからかける言葉も一人一人違います。
・まだこれがわかっていないな、ならここがわかっているかの質問をしよう。
➡やはりそこを忘れていたな、じゃあもう一度説明しよう。
・よくできている、スピードも出てきた、ならばもっと上のレベルのことを要求してみよう
「これ、わかる?」など。
ことばをかけるのも、相手の性格や、状況も考えつつになります。
やるべきことをやっていない場合、それが毎回なのか、毎回なら注意しよう。この子は頭ごなしはダメかな。でもきつく言わないとな。
また、いつもはやってくるのに今日は課題をやり切れていなかった、それには何か理由があるなと思い「今週はどうしたの?」と聞いてみたり。
一方的に講義をするのでなく、生徒の反応に対応していくのが大変な部分です。
でも、それが効く!と思っての指導形式です。