日経新聞 2018年3月13日
柔道日本代表監督の井上康生さんの
「金メダリスト 光る地力」という記事を読み、
その言葉が大学受験にも通じるなと思いました。
平昌五輪での羽生選手、小平選手の活躍に言及しながら、
さすが世界一を極め、代表監督である人の言葉だと思ったのが
「準備には2通りある。
一つは「自分を高める」という意味での準備。
もう一つは「何が起こるか分からない」と想定し、
嫌な部分に目を背けずに行う準備だ。
これができる人間は強い。
勢いで「ぱっ」といけることはそうはないのだ。」
きれいに勝つ、だけでなく、がむしゃらさを忘れないように
選手に話している、とも言っています。
大学受験も本当にそうです。
「大丈夫、いけるから頑張ろう!」と常に前向きに考える。
でもそれは、安易に「合格するだろう」と思う事とは違う。
自分を信じて勉強し続け、
でも万全を期して緻密に準備する慎重さ、
それが必要かと。
そして最後は「執念」。だと思います。