2025年共通テストの傾向と今後の予想
2025年の共通テスト英語リーディングは、論理的思考力や情報整理能力が重視されたという点では、昨年と似た傾向でした。文章のテーマは日常生活や社会問題、科学技術に関するものが多く、受験生にとって比較的馴染みやすい内容だったと思われます。
宇宙探査に関して書かれた問題は英検準1級にも出題されており、トレンドな題材のようです。
昨年と比べると全体の語数も減って、センター試験に近づいたように感じられます。昨年は問題数、語数が多く受験生泣かせでしたが、今年は、「解きやすかった」「時間内に解けた、見直しもできた」という生徒の感想が多かったです。
来年以降も今回ほどの分量に落ちつくのでは、と予想しています。
速く、より正確に読む力が必要とされるのは当然ですが、その一方で、英語力というよりも瞬時に効率よく情報を処理する力を試されました。
時系列が前後していて、小説を読み慣れていない高校生には文脈を把握するのが難しいと思われる問題。
因果関係や論理的な展開を問う問題。
求められているのは単語や文法の知識だけではありません。この傾向は今後も続いていくものと思われます。
英語を正確に読む力が不可欠
文脈の把握や因果関係の理解には、まずは英語を正確に読む力が不可欠です。
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ウィングローブ英語塾で育つ力
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文法力
繰り返し学習で、単なる暗記ではなく、説明できるレベルまで文法を定着させます。
精読力
品詞の役割や文型を理解し、文の構造を見抜く力を育てます。
語彙力
単語・熟語の学習進度をしっかりと管理します。
速読力
シャドウイングと多読で英語を英語のまま前から理解する感覚を鍛えます。