2016年ノーベル医学生理学賞、大隅良典氏受賞の知らせは
昨年の大村智氏、梶田隆章氏に続いて誰の耳にも留まる
大きなニュースでした
では、イグ・ノーベル賞は知っていますか?
イグ・ノーベル(Ig Nobel)賞は「愚かなノーベル賞」といった意味
「他の誰もやりそうにない、ユーモアと独自性を兼ね備えた研究や開発」に授与されます
1991年から行われており、今年で26回目。
日本人の受賞者は過去20件を超えていて、2007年から10年連続の受賞ということ
今年の受賞者は、立命館大学教授東山篤規氏、『又覗き』
前かがみになって股の間から後ろ方向にものを見ると、
実際より小さく見える「股のぞき効果」を実験で示した研究
毎年この賞はどうなったかしら?
と頭の隅に宿すようになったのは
2013年受賞の『タマネギを切ると涙が出る仕組みの解明』
の記事を読んでから。
『イグ』とは、”ignoble / 下等の、劣等の“ に由来します。
何を基準に上等、下等というのか分かりませんが
『疑問を解明しようという』姿勢に変わりは無い
『人がやらないことが楽しい』
とは、大隅氏の言。
研究の原動力は何も変わらない ==> AWESOME