大学受験、高校受験のウィングローブ英語塾。南浦和校です。

過去問講座から(1)

南浦和校(2014年11月02日)

月に1回、本部で講師が受ける大学受験の過去問講座

 

受験生にとっては、ただの試験問題なのですが、

 

出典は、ジャーナルや専門雑誌、新聞など幅広く

 

読み物としては面白い!!のです。

 

ご紹介しますね。

【2012年 立教大学 経済、法学、異文化コミュニケーション学部】

   古い英語の TRAVEL はもともと 

   travail (苦労、仕事 を意味する)と同じ単語であり、

   『旅行』とは長い計画と膨大な出費、

   そして健康と生命への危険さえ伴うもので、

   命懸けで行われるものだった。

 

歴史を遡って、思いつくままに並べると

古くは7世紀の遣隋使、遣唐使

15世紀、アメリカ大陸を発見した コロンブス

16世紀、アフリカ喜望峰を回って、インドに達した バスコ ダ ガマ

17世紀、イギリス国教会の迫害を受けて、新天地アメリカを目指した

       メイフラワー号

明治時代、後の津田塾を創設した津田梅子が随行した、岩倉使節団

など、など、確かに膨大な時間と命を預けたTRAVEL

   Google Wikipedia より

引き替えに手に入れたものは、後の歴史を動かす大きなもの。

      

  ところが 19世紀初頭、TOURIST(観光客)という新しい単語が英語に入ってきた。

  TOURIST とは、娯楽として旅行をする人。

  産業革命により、鉄道や船が整備されると

  旅行は商品となり、いわゆるパッケージツアー売られ、

 

  添乗員付き観光旅行が登場。

  危険が無いことが保証される。

  その、パイオニアが Thomas Cook

  彼は、イギリスからのヨーロッパ周遊旅行を企画する。

 

そうそう、トーマス クックの鉄道時刻表。 

               

  Amazon より

 

大学時代のヨーロッパ貧乏旅行で、

この時刻表を片手に、電車を乗り継いでドイツからパリへ。

   思い出すな~

 

電車と船を乗り継ぎ約1ヶ月間、ヨーロッパ各国をめぐりました。

 

過去の我が旅行を振り返ると、

8割は TRAVEL だったな~

と、過去問が個人の経験に繋がります。

なんでも 見方を変えると楽しいものに変わります。

   

  

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