大学受験、高校受験のウィングローブ英語塾。幕張校です。

2017年8月アーカイブ

カンボジアの旅3

幕張校(2017年08月28日)

カンボジアの旅の続きが滞っているうちに、新学期が始まった学校も出てきました。
これから華僑に入るところでしたが、急いで旅を終わらせることにしましょう。
シェムリアップから車で約15~20分。
この旅の最大の目的地、「いつかは行きたい世界遺産ベストスリー」に常時ランクインされるという、アンコールワットに向かいました。IMG_8984.JPG12世紀頃の石の建造物で、クメール教の「王の寺院」という意味だそうです。
砂岩とラテライトというという石でできていて、一面に王家の物語のレリーフが彫られています。
IMG_8995.JPG

アンコールangkor=都、トムthom=大きい、という意味を持つ「アンコールトム」。
その名の通り巨大です。どうやって彫ったの?どうやって重ねたの?中はまるで迷路です。
謎だらけの遺跡はまるで岩山を上るようで、中高生の皆さんにはたまらなく楽しいことでしょう。

遺跡の中心に位置する四面仏。
IMG_9032.JPG彫られた4面の顔は、「哀れみ」、「慈悲」、「情け」、「平等」を現わしているそうです。
基本的にヒンドー教の遺跡ですが、宗教戦争が起きないようにと、ヒンドー教と仏教の要素が混在しています。

誇大な樹木がこの寺院を永遠の眠りにつかせるかのように包み込んでいる、「タ・プローム遺跡」
IMG_9058.JPG自然の力と、時の力に圧倒されます。

そして、神々への祈りとして捧げられたという宮廷舞踊「アプサラダンス」をディナーと共に鑑賞。
クメールの最後の夜は更けていきました。IMG_9077.JPGJICAのYさんとはここでお別れ。
彼女は朝早く赴任地に戻るため、バスストップに近い宿をその場で予約し、去って行きました。
若者は頼もしいです。
カンボジアの子供たちのため、将来の教育のため、持っている力をフルに活かして下さいと願いました。

IMG_9075.JPG夏休みが終わり、新学期が始まります。
そろそろカンボジアの夢から覚めないといけないですね。まだまだ沢山あるのですが、ひとまずこの辺で。
気持ちを入れ替えてがんばりましょう。

カンボジアの旅2

幕張校(2017年08月16日)

シェムリアップに着いた翌日、サムロン村を訪問しました。いきなりディープな観光です。
サムロン村へ行く途中の道ばたで、
竹にバナナの葉っぱを詰め、
餅米とココナッツミルクと砂糖と豆を入れて
蒸し焼きにしたお菓子をいただきました。
IMG_8899.JPG
バナナの皮を剥くようにしていただきます。
香ばしいココナッツの香り、ほんのり甘い餅米。
土地の人が売っている素朴なおやつですが、美味しかったです。
IMG_8897.JPG
サムロン村に着いて牛車でガタンゴトンと村の見学。
途中川で牛を洗っているご夫婦に遭遇しました。
知り合いのところから、世話ができなくなった牛を譲り受けたのだだそうですが、ガリガリにやせていました。牛さんもホッと一息です。後ろは田んぼです。青々していますが、背丈が低いです。
IMG_8952.JPGのサムネイル画像
カンボジアは日本と同じく基本が仏教の国であり、米が主食なせいか、文化的に違和感がありません。
食べ物はどれも美味しく、特に、真ん中右側の空心菜の炒め物は美味でした。
IMG_8931.JPGのサムネイル画像
現地の水は日本人に合わないから気をつけるようにと言われていましたが、
ガイドさんがびっくりするほどいただき、
ガイドさんがあきれるほど胃腸は丈夫でした。いえ、一度怪しい具合になったこともありましたが切り抜けました。エジプトもベトナムも平気だったし、私はどこへ行っても大丈夫かも。

覗いてみればこの国は、社会的には大きな問題をいくつも抱えていました。
農業以外に地場産業がなく、働く世代の人たちが他の国に出稼ぎに行ってしまっているのです。年に2~3回米を収穫できるのですが、人手がなく田植え作業ができないので、稲は直まき栽培。そのため生育が良くありませんでした。いきなり目の当たりにするカンボジアの現実に少し頭がクラクラしました。

IMG_8930.JPG
教育が普及していないということも大きな問題になっていました。
1975年~1979年、カンボジアには暗い時代がありました。
当時、ベトナム戦争以上に人々を恐怖に陥れたポルポト政権の支配があったのですが、
現在小学校の教科書に、そのポルポト時代の記述がいっさいないそうです。
他国の事ながら、それもショックです。

観光はノー天気に行ってしまいますが、これらの現実を知るだけでも、訪れる意味がありますね。

次回はびっくりするような寺院の話です。

カンボジアに行ってきました

幕張校(2017年08月09日)

8月2日から夏休みをいただき、
私本間はカンボジアに行ってきました。
                  (シェムリアップ空港)
IMG_9132.JPGなぜカンボジアかと言いますと、

まず一つは、
卒業生のYちゃんが、JICAのスタッフとして7月から
カンボジア入りしたのです。

もう一つは、
アンコールワットのお膝元、シェムリアップには
4年前にイギリスでお世話になったConsueloさんが移住しています。

またとないチャンスではありませんか。

IMG_9018.JPG余計なお世話と知りつつも、
パワフルで正統派英語を話す素敵な女性と
エネルギッシュで将来性豊かなYちゃんをぜひ会わせてあげたい!
との一心で、3月にそれを聞いた時に決心しました。

今は便利な世の中で、wifiのあるところなら、
いつでもどこでも誰とでも繋がります。

ポーサット州の農村に住むYちゃんと、
シェムリアップのConsueloさんと、
逐次連絡を取りながら、
無事ホテルにて4人が合流。
近くのクメールレストランにて会食しました。

IMG_9135.JPG地元の人は自分たちのことをカンボジア人とは言いません。
誇りを持ってクメール人と呼ぶのですね。
クメール料理、クメール文化、クメールの歴史です。

では次回はクメールの遺跡をご紹介。

楽しみにしていて下さい。

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