ダイソンさんと言えば、忘れられない思い出があります。
2年前の夏、吉谷桂子さんプランニングの英国ガーデンの旅でダイソンさんのお庭を訪れたことです。なので、ちょっと自慢したくてうずうずしてしまいます。ダイソンさんの邸宅を訪れた英語講師ってそう沢山はいないでしょう。私だけかも、ですよ。ちょっと誇りです。
ダイソンさんのお家、それは大きな大きなお宅でした。広大な敷地に湖や森がのびのびと広がり、鳥たちの歓喜のさえずりが聞こえる美しい楽園でした。
吉谷先生はダイソンさんと直接交流があり、当時ニューヨークにいらっしゃるダイソンさんと連日連絡を取りながら、たしか当日に見学可能になったのです。ピカピカのホールで、美味しいウェルカムドリンクとケーキをごちそうになり、そのあと美しいお庭を庭師の方が案内して下さいました。夢のような出来事でした。
なので、このゲートの中に入れたというのはまったくの奇跡。
あの時、ダイソンさんという名前を聞いても、聞き間違いだと思っていました。結びつかないですもの。こんな豆粒のような日本人が世界的に有名な方のお家を訪問できるなんて。でも、吉谷先生にとっては違いました。お友達のようでした。なのでいろいろ話してくださったのです。
彼は貧しかった若いころにこの館を訪れ、自分もいつかきっとこのようなお屋敷に住んでみたいと思ったのだそうです、やがて莫大な富を築いた時、ついにその屋敷を購入し、荒れ果てていた庭を元のように再現した。ということです。
そんなサクセスストーリーが人を惹きつけるのかなと思います。「何度失敗しても挑戦し続けること。」いいですね。人生失敗ばかりですもの。何度でも挑戦し続けて成功するまで頑張りましょう。