今年も桜の開花がまた早まりそうですね。大学受験生からは一足先に「桜咲く」の嬉しい報告がありました。高校受験生は来週の発表を楽しみに待ちましょう。
さて、1月に実施された大学共通テストについて少し書きたいと思います。英語問題はますます文章量が増え
(片面印刷で40ページに及びます)平均点は過去最低の51点ほどと報告されました。
問題の1つに、高校時代の友人3人が挫折や転職などそれぞれ紆余曲折を経て30代後半に再会するまでの物語があったのですが、回想シーンを用いドラマ仕立てで進行していく中にキーワードが仕込まれていて(この問題を作った人は、よっしゃ上手く作れた!と思ったのかなぁ。何か腹立つわぁ…)と悪態をついてしまいました。
勘の鋭さであったり、処理能力の速さといった力も得点にかなり影響しそうですが、限られた時間内であのような大量の英文を読む力をまず身に着けなければなりません。
リスニングも同様で、耳から得たたくさんの情報を冷静に(でも短時間で)整理する作業は母国語を用いていても苦手な人もいるのに、それを英語でするのです……
「入試の英語が易しくなって来ています」という朗報にならずすみません。
私が提供できる朗報は、今年見事に第一志望校に合格した高3生から「文構造を毎回の授業で学べた事と単語熟語の繰り返しが役立った」との嬉しい感想をもらった事です。
高校生は遅くとも3年の夏休みまでに単語熟語の暗記を7周終わらせていないと入試レベルの英文は読めるようにならないので覚悟して取り組みましょう。
ウィングローブには、飛びつきたくなるようなお手軽テクニックはありませんが、本当の力をつける方式ですので、信じてついて来て下さい!