年末に4日間、高校受験生のための冬期講習を行い、最も多く受講した人は県立高校の過去問を4年分解きました。
問題の種類は「本文や問題の中に必ず答えがある問題」と「書いてあることを元に別の表現にしなければならない問題」の二つに大きく分ける事ができます。前者の問題でしっかり得点出来るよう、冬期講習では細かく解説しましたが、受講した人は参考になったでしょうか。
やった事を定着させるためには復習が大切です。講習の内容を見直して下さいね。
与えられた単語を並べ替えて文を作ったり、選択肢があって答えを選ぶ問題は前者のタイプになりますから、「ここは頑張れば取れるところ」と思ってよく読んで下さい。
この問題の配点はこれまでのところ3点です。
一方「別の表現を考える」問題には時間をかけ過ぎるのは危険です。
最難関校受験でないなら100点を取る必要はないのですから「ここは落としても良い」というぐらいの気持ちを持つことも大切だと思います。(もちろん空欄はもったいないので何か書いてください。)この配点は4点です。
絵を見ての作文は昨年度は10文字程度を2文書く問題で、1文4点の配点でした。
以上、県立高校の受験に限定しての説明でしたが、私立高校受験であれ大学受験であれ「100点を取る必要はない」ことをよく頭において、時間配分を考えて下さい。
初めての受験で緊張している中学生のために、受験までしっかりサポートして行きますので一緒に頑張って行きましょう。
今年も一年、教室へのご理解とご協力、本当にありがとうございました。
皆さんにとって素晴らしい年明けとなりますようにお祈りして、2023年を終えたいと思います。