今月はコミュニケーションについて書きたいと思います。
私は歳を取ったからか、知らない人に道を聞いたり、ちょっとした世間話をしたりする事に抵抗が無くなってきました。心が温かくなるようなやり取りが生まれることもあり、そんな日は得をした気分になります。
RPGゲームで、誰かに話しかけてみると新しい展開が始まったりしますよね。
人との出会いや会話には、不思議な力があると思います。
そしてもし、それが英語でのやり取りであれば、単純にワクワクすると思いませんか。
私は修学旅行先でオーストラリアからの観光客に”I am from Australia.”と言われて
(ストレイリヤとは?うーん、ストレイリヤ…あ!オーストレイリア!!!)
と分かった中3の時の嬉しい気持ちを今も覚えています。
大人になってからも「ぺリアルパレスはどこ?」と外国人観光客に聞かれ
(ぺリアルパレス!?…えーと、あ!インペリアルパレス!皇居ね)と何十年も前と同じ感覚を味わい、わくわくしました。
(英単語の、アクセントがない部分は聞き落としがちです)
東京の街に外国人観光客が少しずつ戻り始めています。
思いがけず話しかけられて笑顔を交わすような場面があったら、それはRPGゲームで言えば素敵なアイテムゲット?
もしかすると冒険の新たな扉が開くキーかもしれません。
今のみなさんにとっては学校での教科でしかない英語が、いつか世界を広げるツールになります様にと願って、これからも英語を教えて行きます。