4月。
真新しい教科書をもらった時はワクワクしたものですね。
今年は教科書が小改訂されました。
教科書のページ数は2002年の大改定で激減しましたが
ゆとり教育の見直しから2012年にはページ数増へと転換。
今回の改定でも1割弱程度増えました。
新しい教科書では、読む、聞く、話す、書く、の4技能を
強化することに重点が置かれています。
4技能、と言うは易し。
簡単に習得できるものではありません。
ではどう勉強すればよいか?
そのすべての基本となるものが、
品詞と文型の理解だと考えます。
品詞と文型というと堅苦しく聞こえるかもしれませんが
要するに単語の並べ方のルールです。
これは外国語として学ぶ英語の核となる知識です。
このルールを知らずにいると
ある程度以上の長さの文がさっぱり訳せなくなり
(つまり読めなくなり)
意味の分かる単語をつなげて文意だけを取ろうとします。
これでは、自分で文を作る、
つまり「書く」、「話す」、という技能は身につかないでしょう。
語順が分からないのですから、とうてい聞きとりも出来ません。
英語が分からなくなってしまう前に、ぜひ勉強を始めて欲しいと思います。