大学受験、高校受験のウィングローブ英語塾。下北沢校です。

現代の魔法使い

下北沢校(2021年06月01日)

 

世の中には凄い人が沢山いますが、

 

その中でも特に昨今、注目を集めているのが

 

唯一無二の天才、 落合陽一氏。

 

彼は、世の中を新規な視点で見つめ、

 

そこから湧き出る発想を

 

全て具現化してしまうメディアアーティスト。

 

テクノロジーを駆使した魔法のようなアート作品を

 

次々に世に送り出すことから

 

「現代の魔法使い」と呼ばれています。

 

そんな彼は新進気鋭のアーティストであるだけでなく

 

自ら立ち上げた会社のCEOであったり、

 

筑波大学の准教授、他、4つの大学で教壇に立つなど

 

教育者としての顔も持っています。

 

そんな彼がある番組のインタビューで

 

教育に関する持論を展開し、

 

それが非常に興味深かったので

 

今月はその内容を一部ご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

■くり返しの重要性

 

 

まず私が注目したのは

 

「好奇心が豊かになる子に育てるには?」

 

という問いに対する

 

「好きなことを邪魔されなかった人」

 

という落合氏の応えでした。

 

好きな物を見たり、

 

好きな事をやったりすることを

 

何度も繰り替えす癖をつけることは

 

非常に重要である、と彼は主張しました。

 

何故ならそういった癖をつけないと、

 

大人になってから制作に向かなくなるからだ、

 

と言うのです。例えば、漫画一つとっても

 

同じものを何回も見る癖がついていれば

 

コマ割りで1つ1つを認識して読むことになり、

 

将来的には自ら漫画を描き始めるかもしれません。

 

しかし繰り返していないと、表面的な話だけ

 

さらっとなぞって終わるので、

 

それ以上に何も発展しないわけです。

 

この二つの差は子供の将来を

 

大きく左右することになるようです。

 

だから周りの大人は、子供が繰り返すことを

 

止めてはいけないのです。

 

確かに、制作は勿論のこと、仕事というものは

 

「同じことの繰り返し」が主体です。

 

ですから、それに飽きたり集中力を切らすことなく

 

最後までやりきらなければ仕事になりません。

 

また、社会に出る前の勉学においてこそ

 

「同じことの繰り返し」は非常に重要で、

 

繰り返しをすることにより、大事な知識を

 

子供達は自分に叩き込みます。

 

その顕著な例が、単語や熟語の暗記でしょうか。

 

大学受験では英検準一級レベルの語彙が要求されまが、

 

量も多く難易度も高いので、

 

かなりの回数繰り返さないと語彙が定着しません。

 

この繰り返しに没頭できるか出来ないかが

 

合格の鍵となるので、

 

やはり繰り返しは極めて重要です。

 

 

 

■ペーパーテストの公平性

 

 

次に私が注目したのは、

 

大学の教壇に立つ落合氏が、

 

日本の大学入試を

 

どのように考えているのかでした。

 

今年、およそ30年続いたセンター試験が廃止され、

 

新な大学入学共通テストが導入されました。

 

変革期を迎えた大学入試テストについて

 

批判が多い中、落合氏からは

 

「今の大学入試は格差が出にくいので

 

ペーパーテストはあった方が良い。」

 

という、意外な意見が飛び出しました。

 

落合氏曰く、海外の入試の主流は

 

自己推薦型であるということですが、この形式では

 

家柄と経済力の格差がものすごく出るのだそうです。

 

例えば、高校生の時にハーバードやスタンフォードに

 

留学して先生と仲良くなり、

 

その先生と共著の論文を1本書いて

 

ハーバードやスタンフォードの教授が書いてくれた

 

推薦状と一緒に入学願書を送ってくる、

 

という高校生がいる。しかも、

 

そんなレベルの競争相手が五万といるのだそうです。

 

こうなってくると、最強の「生まれ」や「財力」には

 

逆立ちしたってかなわないわけです。

 

中には地位とお金にものを言わせる

 

モンスターのような親がいて

 

我が子の合格の為に100憶円つぎ込んで

 

楽々合格させる、ということだって

 

大いにあり得るようです。

 

最初は彼も、大学入試テストを

 

「こんなペーパーテストで何がわかるんだ」

 

と思っていたそうですが、

 

そういったグローバルな世界の格差を

 

知れば知るほど、「生まれ」や「財力」など

 

一切関係ないペーパーによる入学試験は

 

まっとうであり、実に公平な制度である。

 

しかも、特に環境に恵まれない者にこそ、

 

ペーパーテストを頑張れば、

 

「一発逆転のワンチャンス」となると、

 

落合氏は捉えているのです。

 

思えば、アメリカという大国は

 

どんな人でも頑張れば成功者になれるという

 

アメリカンドリームがある、つまり

 

自由と平等の国というイメージが強いです。

 

しかし実際には、このように

 

はっきりとした格差社会なわけです。

 

すると我が国の受験制度は、捨てたもんじゃない。

 

井の中の蛙で日本のことしか知らないと

 

不平不満ばかり言いがちですが、

 

大変でも頑張る価値は大いにあると

 

落合氏は気づかせてくれました。

 

 

 

■ブルーオーシャンの独自性

 

 

最後に私が注目したのは、

 

「今は新時代。この厳しい時代を

 

どう生きてゆけば良いか。何を選択して

 

やってゆけば良いか」という質問に対する

 

落合氏の応えでした。彼は、

 

「ガッツはレッドオーシャンだから

 

自分にとってのブルーオーシャンを探すべき」

 

と言ったのです。これは自らの著書、

 

「これからの世界をつくる仲間たちへ」

 

の中に出てきた言葉ですが、

 

敵が多く競争が激しい市場を「レッドオーシャン」

 

競争が少ない未開拓の市場を「ブルーオーシャン」

 

と称しているのだそうです。

 

すると世の中には、ガッツがある人は

 

すでに沢山いるので「ガッツはレッドオーシャン」。

 

つまり、「当たり前のこと」。

 

だから「私はガッツがあります!」と言って

 

それで勝負したところで勝てるわけないのです。

 

それに世の中、根性があることが前提なので、

 

ガッツが無いのはもう論外です。

 

いずれにしろ、根性以外の所で

 

自分の価値を出すべきです。だから

 

「自分にとってのブルーオーシャンを探そう」

 

と落合氏は主張しています。

 

このお話しは教育とは直接関係ありません。

 

しかし、大学受験や、強いては就職活動において

 

自分を差別化する価値である

 

「ブルーオーシャン」は何であるかと考えた時、

 

それこそ「高い英語力」であると、私は考えます。

 

何故なら、日本人の大半は

 

今だに英語が苦手だからです。

 

受験英語では、それはそれは難解な

 

英語の学術論文を読まされるので、

 

高得点を取るのは至難の業です。また、

 

就活においては、TOEIC730点以上を

 

いきなり要求する所も多く、

 

それだけの英語力が無ければ門前払いです。

 

だから、高い英語力こそが

 

自身の価値を高め、こんな厳しい時代においても

 

世界のどこで、何をやろうとも、

 

たくましく生き抜いていける原動力に

 

なってくれるはずです。だから

 

「高い英語力はブルーオーシャン」。

 

私はそう思います。

 

 

 

 

 

 

全てが目まぐるしく変化を遂げる

 

新時代に登場した

 

「現代の魔法使い」

 

落合陽一氏は、

 

繰り返しの重要性を唱え、

 

日本の受験の公平性を評価し、

 

ブルーオーシャンの独自性を提言し、

 

厳しい時代に生きる私達に

 

エールを送ってくれた。

 

 

未来は

 

君の手の中にある。

 

こんな時代でも

 

高い英語力こそ

 

君が生き抜く原動力となる。

 

英語を自分の武器にしよう!

 

ウィングローブ下北沢校なら

 

そのお手伝いが出来ます。

 

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