大学受験、高校受験のウィングローブ英語塾。下北沢校です。

教科書の重さは内容の重さ?

下北沢校(2022年10月01日)

 

 

コロナ禍になって以来、

 

自宅でオンライン授業をする事が多くなりましたが、

 

状況によっては対面授業を実施することもあり、

 

自宅とお教室、両方で教材や機材を使うので

 

色々と荷物を持ち歩くことになりました。

 

するとその分カバンが重くなり、

 

今や移動はもっぱらリュックです。

 

そういえば、通勤電車でも以前より

 

リュックをしょっている人が

 

目につくような気がします。

 

やはり皆さん、同じような状況なのでしょうか。

 

リュックだと確かに少しは楽にはなりますが、

 

それでも重いなぁと感じます。

 

しかし、街で見かける小学生や

 

当校に通う中高校生の荷物といったら

 

もっと多く、もっと重そうで

 

私のリュックの比ではありません。

 

彼らは大人の私達以上にその重量で

 

毎日過酷な通学を強いられています。

 

一体何故、彼らのカバンが

 

こんなに重くなってしまったのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

■重くなった理由は?

 

 

思えば、自分が小学生や中学生だった頃も

 

ランドセルや学生カバンは確かに重かった。

 

しかし、今の子供達の荷物は

 

5㎏~10㎏オーバーと

 

もう登山リュック並みです。

 

その中身は教科書は勿論ですが、

 

コロナ禍故に感染対策として

 

各自持参することになってしまった水筒、

 

支給されたタブレット(これだけでも1.4㎏!)

 

付属のケースや充電アダプターまであります。

 

他にも、家にもある同じ地図帳とか

 

毎日必ずしも使わない副教材、配布されたままで

 

授業で全く使っていない問題集もあったりするので、

 

重くならないわけがありません。

 

そういったちょっと余計だなと思う物こそ

 

学校に置いておけば良いと思うのですが、

 

「置き勉」(学校に教材を置いて帰ること)

 

が禁止の学校は多いです。それにタブレットは、

 

原則家で充電しなければならないですし、

 

破損や盗難のリスクを学校側は懸念し、

 

やはりこちらも学校に置いて帰れない。

 

それで仕方なく子供達は一切合切しょって

 

毎日家と学校を往復する羽目になっています。

 

荷物を無理やり積め込まれた

 

カバンやリュックはそんな重さに耐え切れず、

 

肩紐がちぎれたり、本の角で底が破けたりと

 

破損が激しいようで、

 

そのうち子供達の体も精神も壊れ、

 

「ランドセル症候群」なるものまで発症し、

 

今や深刻な社会問題になっているのです。

 

 

 

■何らかの解決策は?

 

 

子供のカバンの重さについて

 

以前から国は問題視しており、

 

2018年に文科省は全国の学校に

 

「置き勉」を事実上認める通達をしていました。

 

にもかかわらず、多くの学校が

 

「教材は家庭での予習復習に必要」である。

 

「教材紛失の可能性は回避すべき」である。

 

そして何より、教材を持ち帰ることは

 

「忘れ物をしない習慣づけをする為の

 

大事な生徒指導の一環」である。

 

という理由で、今だ「置き勉」を禁止しています。

 

三つ目の理由には

 

ちょっと納得出来ない所はありますが、

 

いずれにしろ「置き勉」はダメ。

 

ならば、皆タブレットを持たされているのなら、

 

この際教科書の電子化に踏み切っては?

 

と思ったりします。

 

しかし、デジタル教科書にしてしまうと

 

子ども達の意識が手元の画面ばかりに集中し、

 

他の人の発言や教師の説明をあまり聞かなくなる

 

という可能性や、目の疲れや視力の低下などの

 

懸念材料があげられ、さらには、

 

デジタル教科書は子供の学力を低下させるという

 

学術記事まであることから、

 

なかなか普及しないようです。

 

それでも2024年度より、まずは英語で

 

デジタル教科書の先行導入が

 

決まったとの報道がありましたが、

 

これも1教科だけなので、焼け石に水!

 

だから皆!毎日、全部まとめて持って来い!

 

という状況は、当面変わらないようです。

 

そんな中、この問題解決の為に

 

立ち上がった勇士達がいます。

 

それがなんと、栃木県の小学生!

 

ランドセルの重さで、自分たちを含む

 

多くの小学生が抱える悩みを解消しようと、

 

彼ら自身で、ランドセルに装着するキャスター

 

「さんぽセル」を発案。これでランドセルを

 

キャリーバッグのように運べるようにし、

 

体感荷重を約90%減らすことに成功したのです。

 

4月に販売開始すると約3000件の注文が殺到。

 

それと同時に、

 

大人達からは多くの批判が浴びせられました。

 

これに対する小学生の的確すぎる反論も話題となり、

 

「さんぽセル」は一躍注目を集めることに。

 

自らの問題を、

 

自らの知恵を振り絞って解決した小学生達。

 

今まで、単に手をこまねいて

 

見ていただけだった日本の大人達は、

 

彼らを批判するどころか、

 

称賛すべきではないでしょうか。

 

 

 

■そもそもの原因は?

 

 

ここまで色々と書いてきましたが、

 

カバンが重くなったそもそもの原因は

 

やはり、教科書そのものにあるようです。

 

まずはそのページ数。

 

一般社団法人教科書協会によると、

 

全ての教科のページ数が過去15年で

 

1.7倍も増えたということです。

 

サイズも昔と比べ、一回り大きくなっています。

 

しかも、上質な紙にフルカラーで

 

図版や写真が満載なので

 

どうしても重くなってしまいます。

 

英語の教科書も、例外無く大きくて重いです。

 

そしてその中身はというと、

 

まずは中学生の教科書を見てみると、

 

挿絵のキャラクターのアニメ化が激しく、

 

何だかそればかりが際立ち、

 

今やどこの出版社のキャラが可愛いかなどが

 

話題になっているほどです。

 

また、高校生の教科書の場合、

 

ワンピース等の馴染みのあるアニメ作品や

 

NBAで活躍する八村塁選手などが

 

題材として取り上げられており、

 

各出版社はこういった内容で、

 

高校生の英語学習に対する興味を

 

引き付けようとしているようです。

 

なるほど、イマドキの英語の教科書は

 

キャラが立ち、題材に凝っている・・・

 

それでは、英語を習得する為の、

 

肝心なその内容はどうなのか?というと、

 

残念ながらスッカスカ・・・です。

 

数年前の指導要綱改定の際、

 

国は、英語を話せるようになるには

 

「コミュニケーション重視にすべきである」

 

という考え方に変わったので

 

その内容は完全に「英会話」中心。

 

各章、学ぶべき文法項目の解説は

 

申し訳程度にしかなく、

 

「英語は英語で理解しよう!」ということに

 

なってしまっています。

 

これで本当に英語が出来るようになれば

 

多少教科書が重くても我慢できるかもしれませんが、

 

実際には、余計英語が分からくなり、

 

迷走する中高生達が増えています。

 

それもそうですよね。

 

英語と日本語は全く異質の言語です。

 

理屈を無視して単に会話表現に触れているだけでは

 

ダメなのです。だからやはり

 

文法の基礎をしっかり学ばなければ

 

きちんとした英語力はつきせん。

 

そこはもう、今時の賢明な保護者の皆様は

 

重々お分かりなので、学校が当てにならないなら、

 

文法をちゃんと教える英語専門塾をと探し回り

 

ウィングローブにたどり着く方も多いです。

 

当校は、文法の中でも特に重要だと捉えている

 

「5文型と品詞の機能」の徹底指導に特化しています。

 

この指導法には、イマドキの教科書のような

 

派手さは全くありませんが、地道にそして確実に、

 

高い英語力が身に付きます。

 

SNSが当たり前の時代に、あらゆることに

 

「映え」が珍重される中、英語こそ、

 

見た目ではなく学ぶ内容こそが全てです。

 

そしてそれを極めているのが、英語専門塾である

 

ウィングローブ下北沢校なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

私達の教科書が

 

こんなに大きく

 

カラフルになってから

 

その重さばかりが増えて

 

毎日の通学が大変!

 

なのに

 

そんな教科書で勉強しても

 

英語が全然分からない!

 

むしろ

 

どんどん苦手になってゆく。

 

もう限界です!

 

 

そんな辛い思いをしている

 

中高生の皆さん!

 

ウィングローブ下北沢校なら

 

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