大学受験、高校受験のウィングローブ英語塾。下北沢校です。

受験生の夏は

下北沢校(2016年07月01日)

夏:ひまわり.jpg

ジメジメした梅雨もあけ、

 

いよいよ夏本番の到来です。

 

受験生にとっての夏は、

 

学校が無い分脇目もふらずひたすら受験勉強に

 

専念しなければなりません。

 

それは彼らの人生において、

 

一番しんどい夏と言えます。

 

しかしそんな夏だからこそ、

 

一番夢に近づける時でもあるのです。

 

つまり、夏が勝負。

 

それではこの「勝負の夏」を、

 

どのように過ごせば良いのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

■勝負の夏は「夏期講習」か?

 

受験で良く言われるのが

 

「夏を制する者は受験を制する」です。

 

それがいつの間にか

 

予備校の「夏期講習」を取ることが

 

合格への近道という意味となり、

 

世の中に浸透してしまいました。

 

だから早々とゴールデンウィークあたりから

 

予備校もそして親たちまでも、

 

受験生に夏期講習を取るようあおりたてます。

 

すると皆、何かにとり憑かれたかのごとく、

 

我先にと講習に申し込んでゆきます。

 

しかし残念ながらそれは全て妄想であり、

 

大きな勘違いであり、

 

予備校に単に踊らされているだけなのです。

 

何故そんな事が言えるのか。

 

それは、予備校の夏期講習は

 

「入試傾向」にそった授業、つまり、

 

本番さながらの難しい応用問題しかやらないので、

 

本来身に着けるべき基礎を全く学べないからです。

 

確かにどんなに難しい問題でも、

 

予備校の各教科の先生が独自の解法・解説で

 

それがあたかも簡単になるかのごとく

 

小手先のテクニックを披露するので

 

聞いている生徒も、

 

最初はわかったような気になります。

 

しかし、残念ながら基礎的なことは

 

全く触れられないのでまたすぐに分からなくなり、

 

そのうち何を聞いてもお手上げとなります。

 

生徒は学校と同じように

 

ただ席に座っているだけとなってしまい、

 

それも苦痛になると、

 

そのうち授業にも出なくなります。

 

そんなことに延々時間を取られると、結局

 

この大事な夏全てを無駄に過ごして終わることに。

 

よって予備校の夏期講習は、

 

「百害あって一利無し」としか言えないです。

 

それでは一体、何をどうすれば良いのでしょうか?

 

 

 

■勝負の夏こそ「自己学習」を!

 

この大事な夏休みの間にやらねばならない事。

 

それは、「暗記ものと基礎」の徹底習得です。

 

これは予備校に頼らなくても

 

自己学習で十分まかなえるものです。

 

この時期はそれに目いっぱい時間をかけます。

 

実はこの自己学習の質と量が、

 

合否に大きく影響すると言っても

 

過言ではありません。

 

学校がある時は自己学習にかけられる時間は

 

1日平均5時間ですが、夏休みの間は10~13時間と、

 

たっぷりかけられます。そしてこの時間全部を

 

「暗記ものと基礎」の習得だけに集中させます。

 

例えば英語の場合、暗記物は「単語と熟語」。

 

そして基礎は「文の構造を理解すること」です。

当校では単語1810個と熟語1000個を

 

夏休みの終わりまでに

 

7周するよう指示を出しています。

 

7周して、やっと語彙を見て意味がパッと出てくる。

 

つまり、これでその語彙が「本当に使えるレベル」

 

に達すると判断してのことです。

 

しかしこれに関しては、

 

完全に自己管理でやるのはなかなか難しいので、

 

お教室で単語・熟語テスト進捗状況の表を張り出し

 

生徒一人一人の暗記がどれだけ進んでいるか、

 

一目瞭然にしています。

 

そして文の構造を理解する為には、

 

五文型と品詞の機能の習得が非常に重要ですが、

 

これは当校での日頃の授業で徹底的に指導しているので、

 

夏休み中はその知識を生かし、長文の副読本で

 

1日最低3題の長文問題を自己学習で解き、

 

経験値を上げてゆきます。

 

この二つをこの時期徹底的にやることで

 

夏休みあけには「入試傾向」の問題、

 

つまり応用問題に

 

真っ向から挑める体制が整うのです。

 

 

 

■勝負の夏の「注意点」は?

 

とにかく夏は全ての教科において

 

自己学習で

 

暗記ものと基礎をしっかり叩き込むこと。

 

これに専念して下さい。

 

あとは以下を心掛けましょう。

 

★ 規則正しい生活の中で、

1日最低10~13時間勉強する。

 

★欲張って一度にあれこれやろうとすると

全て散漫になってしまうので、

1つの科目の1つの分野を集中してじっくりやる

 

★ 気分転換をしなければ能率が上がらないというのは嘘。

凡人は気分転換が落とし穴になるので、遊ぶのは我慢。

楽しみは来年に取っておこう。

 

★ 自宅では勉強に集中できないことが多いので、

予備校の自習室や図書館などを利用し

開館と同時に入り閉館までいるようにしよう。

 

 

 

 

 

 

勝負の夏

 

それは、暗記ものと基礎固めの

 

自己学習の夏!

 

これにより

 

いちばん、しんどい夏が

 

いちばん、夢に近づく夏に。

 

合格目指して頑張ろう!!

 

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