ウィングローブの高3生は、単語熟語文法の暗記を基準まで繰り返した生徒から、長文問題集に入ります。
単語熟語文法の知識がある程度蓄積しないと入試長文問題を解いても空回りするだけだからです。
もちろん、品詞と文型を使いこなせるようになっていることは大前提です。
高3生のMくん、4月になっても、5月になっても、今一つ単語熟語暗記に集中していない様子でした。
ウィングローブの仲間が1人、また1人過去問演習に入るのを横目に、焦りが見られ、気持ちが空回り状態。
「学校で時々解いているセンターシミュレーションの点が全然取れません(T_T) 毎回○○点台なんです…(え、ウソでしょ、というくらい低いので非公開)」
「そりゃ、単語熟語がまだ全然入ってないもんね。悩むヒマがあったら単語覚えなさい!」
とカツを入れる日々。
本部のアドバイザーからは
「受かる基準はわかっているのだから、それを終わらせることだけを考えなさい。
そういう生徒は受かっている。」 とのメッセージ。
その日は突然やってきました。
「今日、テスト行きます。」
すごいスピードで次から次へとテスト。単語集1冊全部テストしました。
結局合格したのは半分でしたが、不合格の範囲も全部あと1点で合格ばかり。
単語集1冊の7割は頭に入っている状態になっていました。
そこから目標に達するまでは速かった。
週に3回来てテストを進め、わずか9日で単語集2周!
“本気出した生徒の力はすごい”と、いつも進路アドバイザーから聞いていましたが、
こんなにも生徒って変わるんですね。
学校でやっているセンターシミュレーションの点数が○○○点に倍増
(元の点数がバレてしまうので、非公開(^。^))
「いよいよ本領発揮です!」
自分で言うか!とツッコミ入れましたが、
単語が入ると全然違う、ということを実感できて、モチベーションも俄然アップ。
「クラスの連中が最近単語始めたんですよ。今から始めるなんて、ゾッとします。
高1、高2の時のイヤイヤやっていた3周の蓄積があったからこそ、
今スラスラ覚えられるんだって思います。
イヤイヤでもやっといてほんと~~に良かったです!」
えーっと、まだ熟語は笑っちゃうくらい進んでいないので、落ち着こう。
でも、この勢いならニガテな(だと思い込んでいる)熟語も一気に暗記が進むでしょう。
早く過去問講座においでよ。
英語学習のキモは、「反復と継続」、そしてそれを支える「モチベーション」――
頑張れ、受験生❢