エビングハウスの忘却曲線って知ってました?
小学生から高校生まで、毎週必ず、単語、熟語のテスト、テスト。 覚えられないよ~~という君、
当然です。人間の脳は忘れるようにできているんです。 上記左の図を見てください。覚えて20分後に42%,
1時間後には56%, つまり半分以上忘れてしまうんですね。1日経ったら、なんと74%忘れる。
単語を毎週、クラスの直前に覚えてくる「君」、最悪のケースは教室の席についてからあわてて単語集開く「君」。
忘れるために覚えているようなものかも。
うわぁ~~、なんて時間の無駄。もったいない。
右のグラフは暗記を毎日反復した場合です。忘却の曲線がーんと緩やかになっていますよね。1週間に4回繰り返すことでほとんど100%記憶されています!!!
もうひとつ大事なこと。上記のグラフの実験は視覚だけの感覚を使って暗記した場合のようですが、他の感覚を使って記憶するとより忘れにくくなるそうです。つまり、単語は眺めるだけでなく発音することでより記憶に残りやすくなるということです。書くことは鉛筆やペンへの触覚を使うのでもっと覚えるということでしょう。ただ、高校生は書いて覚えようとすると時間がかかりすぎて繰り返しができなくなってしまうのでやめたほうがいいですね。
1週間に1回だけ苦しんで暗記するのはやめましょう。苦しかったことはより忘れようとするのが人間です。
毎日10分、20分とか時間を決めて、宿題の単語、熟語の英語と日本語を声に出してよんでみよう。きっと驚くような効果が現れますよ。