夏休みということで、単語と文法の基礎トレーニングが順調に進んでいる高校生と、授業の中の読解の時間を使って「オバマ大統領の広島演説」を読んでみました。
多方面への配慮の結果であろう、抽象的な表現が多く、すんなり理解しがたい部分も多いのですが、今まで教室で学んできた知識を使うトレーニングです。
関係代名詞や分詞の後置修飾(中学英文法)
peopleが国民という意味の時はa people、peoples となる(基礎精講)
and yet、(be) true to、be bound to do、take place、be worth doing (ターゲットにある熟語)
not by our capacity to destory but by what we build not A but B の構文(基礎精講、ターゲット)
necessary notion that we are part of a single human family –that is the story that we all must tell 2つのthat の違い(Winglobe品詞文型句節プリント)
などなど...
今まで学んだ知識を使えば、オバマ大統領の演説だって読むことができるんだ、ということを確認できました。
これこそが日々の地道な単語熟語文法の繰り返しトレーニングと毎回の授業の品詞文型を使った精読の目的。
大学受験レベルの英文を読める語彙力文法力読解力がつけば、ネットの英文も、新聞雑誌記事も、格調高い演説も、読めるようになるんです。
日々のコツコツがあってこそ。
だけど、”本物の”英文を読むって楽しい、という体験を少しでも味わってほしかったのです。
私自身が一番楽しんでしまいました(^^)
読めば読むほど名文です。
それでは、一つ宿題を。
4回のオリンピックで合計23個もの金メダルを獲得したレジェンド、フェルプス選手の言葉。
超一流の選手はコメントも超一流。
I am done competing, but by no means does this mean that it’s the end of my career.
It’s the start of something new. And that’s something I look forward to. Michael Phelps
Cool! はい、今までの知識を使って訳しましょう。