進学校では、今、長文、速読[早く読む事]を、早くから導入している傾向があります。
そこには、生徒達の戸惑いもあります。
何とかその場を凌いできた一貫校の中学卒業生達。
又、総合塾ですらも、長文をわけもわからずに読み続けたと話してくれた生徒もおりました。
今年の体験レッスンにお集まりいただいた新高校一年年生のご父兄は、このただ[早く読ませる]学校の英語教育を、苦慮なさっておられました。
英語の経験のあるご父兄は、[フィーリング読み]と表現なさって、行きあたりばったりの考えずに読む癖を、変えたいとおっしゃつておりました。
こういった多くの新入生徒達を迎え、ウイングローブ高校一年コースがスタートいたしました。
中学生時代必死で、彼らが、フィーリングのみで早く読んできた英語に一石を投じます。
英文は、高度に計算され、整理されつくしたものです。
まず、その英語の言葉の特性としての精度を、ウイングローブの英文和訳で、経験してもらいます。
文のストラクチャーを完全に把握し、どんな英文においても、自力で、その文を透視出来るようになるまで導きます。
今、現行で学校が行っている「いきなり長文、速読]とは、順序が逆で、ウイングローブでは、細部に拘らせ、精査して、やがて速読に入っていきます。
正確な情報処理力が目標です。
今年度、入会いただいた高校一年生達は、理系の生徒さんが大半です。
今までせざる得なかったフィーリング読みが、彼らの本来の能力(ルール、整理して、組み立てる)を阻害していたと思われます。
ウイングローブの取り組みが、彼らの持ってうまれた特性=整理好きの発露となり、更なる構築となる事を楽しみにしております。
斎藤