昨年、こんな事がございました。
主人と私で、アメリカ人の方とディナーをいたしました。私は、その夜、奥様にお礼の英語のメールを書きました。その方は、人権派の弁護士をなさっているので、ヘミングウェイの小説にも言及してみました。次の日、彼女から送られてきたメールは、なんと❗日本語のお礼状でした。しかも完璧な日本語でした。
その時、実感いたしましたのは、言葉というのは、その人の知的レベルを表すものであるという事でした。
難しい英語をいやがる生徒に、よく話す事があります。
「貴方が、アメリカ人のビジネスマンなら、簡単な英語を捲し立てるアジア人とゆっくりでも知的な英語を話すアジア人と、どちらがビジネスパートナーとして信用できる?」
昨日の英語の授業、高校3年 Tさんはサプリームの暗記(シャドーイング、2巡終了)は、2巡目の暗記です。その淀みない暗記を聞きながら、サプリームの非常に洗練された、知的な英語の1フレーズでも、大学入試の英作文に転用されれば、いいなあと思いました。はたまた、将来その素敵なフレーズが彼女の研究の場、仕事の場で生かされたらと願っております。