大学受験、高校受験のウィングローブ英語塾。大分校です。

9月便り

大分校(2015年09月13日)

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 私たち世代は高校生の時、英語の授業時に教科書と関係のない単語テストを受けたか?答えはNoです。単語集を買わされ、今の高校授業で毎回行われている小テスト。発音も分からず丸覚えの、綴りができれば合格?よく考えたら無理のある話。(CDで発音を確認してる事が前提。それができている生徒はほとんどいないでしょう)

昔の高校生は、教科書の英文中に出てきた単語を先生から教えられ、発音が分かってから次の時間に意味や派生語のテストを受けていた。週末課題の長文の中で見る初めての単語は辞書で調べ、メモして覚える、単語集など買わされることもなかった。実際辞書で調べた単語は覚えるものです。理由は中身のある英文の中で「この単語の意味は何か」という「知りたい知的好奇心」が働くからだと思います。

この塾の子どもたちにはぜひ、辞書を引く習慣を身に着けさせたいのです。公立中高の1週間の英語の単位数ではまとまった英文をたくさん読ませる時間はありません。「内容の伴った英文」とは次のような意味です。This is a pen.ひと目で分かる事実をわざわざ英文にしても、面白くないということなのです。

ところで私立中高一貫校は、個々の生徒がついていけているかどうか(ここが大問題でもあります)、は別として、週7時間英語の授業をやっています。(公立一貫校は市立中学と同じ時間数週4時間で、高校範囲まで、中学生で導入しています、ここも大問題ですが)私立一貫校では中1から高2までずっとほぼ倍の時間数で授業が行われています。高3はその倍近く12-14時間英語をやっている!!それに対して公立校は中1から中3は週4時間、高校1,2年6時間、高3はコースによるが7~9時間くらい。つまり6年間で公立生の倍近くの英語の授業を受けているのが一貫校生なのです。当然中学段階で高校範囲の学習に入り、1時間で1つのストーリー全体を理解する学習もできるでしょう。

さて、公立校生は不足分をどうやってどこまで補うのか・・・大学に入るときは同じ土俵なのです・・・。これが実態なのなら、楽しく大量の英語を読む時間を自分で作るしかないですよね。英語学習を始めてまだ1ヶ月半で、英文を見ずに正しい発音でストーリー全部をすらすら暗唱する6年生、それを見て「負けるものか」と発音が飛躍的に改善した中学生も、実際に学校の英語の成績が早くも伸びてきています。素晴らしい風景を拝見させていただいている昨今です。素直な子どもたちに感謝いたします。

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