今年度の春、入会してくださった高校一年生、二年生の皆さん、初めは、課題(宿題)の量の多さに緊張しておりました。
ウィングローブの取り組みに経験のないお子さんたちは、暗記(単語、熟語)、シャドーイングの量、 和訳の時、文法の細部に拘る先生からの質問の量に驚かれたと思います。
私は、毎回授業中の何処かで、これらの新たな課題を淡々とこなす取り組みの必要性をお話しております。
子供達が、今までやってきた勉強法から離れ、
新たなウィングローブの取り組みの重要度を認識してもらう為です。
子供達の脳の中に、その重要性を構築します。
よくいわれるように、脳は自分が重要だと思う優先順位によって、キャッチする情報が変わってきます。
優先順位(重要度)があがれば、脳は、積極的にそれらの情報をキャッチいたします。
英語の勉強は、今まで生徒達が受けてきた英語教育、学校での教育等を含め、いろいろあります。
それぞれの良い所もわかります。
ただ、最大の問題は、[時間]です。
辞書なしで読める英単語、熟語の習得には、最低、1年半~2年は必要だからです。
これらを後回しにすると、いつまでも辞書を手放せない、効率の悪い勉強をするようになります。
単語、熟語の完成は、急務なのです。
早ければ早い程、有利と言われるのも真実です。
今、アシスタントとして、指導してくれている先輩、大学一年生の佐藤君も、生徒の励みになってくれてます。
生徒達の中で、憧れの存在です。
不思議な事に、ウィングローブの[少数性]も、こうした取り組みに拍車をかけてくれます。
それぞれの進捗具合を把握し,
何よりもやりとげようとする生徒達の良い意味での大きなエネルギーを感じます。
そのエネルギーが、生徒一人ひとりの背中を押してくれているようです。
そんなエネルギーの循環を感じております。
漸く、上手くまわり始めました。
生徒達に期待しております。
ウィングローブ
斎藤佳世子