先日の体験レッスンでお話させていただいた【文法】のお話です。
私が、海外におりました時、その国の国立大学の日本語学科の生徒さん達が遊びにいらした事がありました。
その会話の中で、心に残った一つ。
「学校へ行く」と「学校に行く」の、日本語の助詞、【へ】と【に】の違いを日本語学課の生徒さん達が、熟知していた事でした。
私は、詳しく教えていただき、恥ずかしい思いをいたしました。
母国語として話す者にとって、その言葉の文法の知識は、必要ではありません。
第二外国を正しく運用するには、文法力は、絶対です。
確実に習得し、応用し、表現が広がっていくからです。
卒業生が、話しておりました。
彼の仕事(外交の文書の作成)には、適格な英語の表現力が必要です。
しかし、「文法の段階で仮にも間違えがあったら、不適格と評価されて、仕事ができなくなる」と、文法の大切さを語っておりました。
大切な生徒達を、お預かりしてます。
文法の習得の重要さも、伝え、一緒に頑張っていきたいと思います。