― be動詞と一般動詞が最初の分かれ道 ―
中学1年生の1学期は、比較的英語のテストで点数を取りやすい時期です。
ところが、2学期に入る頃から、
「英語がよく分からなくなってきた」
「英語が苦手」
という生徒さんが増えてきます。
私がこれまで生徒さんを教えてきて感じるのは、2学期になって突然英語が分からなくなったのではなく、実は1学期の段階からつまずきが始まっていることが多いということです。
特に気になるのが、be動詞と一般動詞の区別です。
つまずき① 肯定文でbe動詞と一般動詞が混ざってしまう
生徒さんの英文を見ていると、こんな文を書くことがあります。
❌ I am play tennis.
「私はテニスをします」と書こうとした文です。
正しくは、
⭕ I play tennis.
ですね。
「私はテニスをします」という文では、「します」が動詞です。英語では play が動詞になります。
ところが、最初にbe動詞から英語を習った生徒さんの中には、「私は~」とくると、最初に覚えた I am ~ が機械的に出てきてしまう子がいます。
最初に入ったものは、それだけ強く頭に残っているのだと思います。
でも、ここで大切なのは、
「この文の動詞は何だろう?」
と考えることです。
「私は=I」「テニス=tennis」と日本語を英語に置き換えていくだけではなく、まず文の中の動詞をきちんと押さえる必要があります。
つまずき② 疑問文・否定文になると、さらに混乱する
肯定文でbe動詞と一般動詞の区別が曖昧なままだと、疑問文や否定文になったときに、さらに混乱します。
例えば、
❌ Am I play tennis?
としてしまうことがあります。
be動詞を使った文なら、
I am a student.
↓
Am I a student?
となります。
一方、
I play tennis.
の動詞は一般動詞の play ですから、疑問文では、
Do I play tennis?
となります。
否定文なら、
I don’t play tennis.
です。
ここでも大切なのは、
「この文の動詞はbe動詞なのか、一般動詞なのか」
をきちんと見極めることです。
そして、三単現が始まります
1学期の段階でbe動詞と一般動詞の区別が曖昧でも、何となく問題を解いて先に進めてしまうことがあります。
ところが、2学期になると三単現が入ってきます。
今まで、
I play tennis.
だったものが、
He plays tennis.
となります。
そして疑問文では、
Does he play tennis?
否定文では、
He doesn’t play tennis.
となります。
ここで、
「疑問文は Is で始めるんだっけ? Do? Does?」
「否定文は not を入れるんだっけ? don’t? doesn’t?」
と、頭の中がさらに混乱していきます。
もともと「この文の動詞は何なのか」「be動詞なのか一般動詞なのか」が曖昧なまま進んできた生徒さんにとって、三単現が加わることで、英語が一気に難しくなったように感じられるのです。
そして、
「英語ってルールがいっぱいあって分からない」
「もう英語は苦手」
となってしまうことがあります。
でも、私が生徒さんを見ていて感じるのは、三単現で突然つまずいたわけではないということです。
三単現でつまずいたように見えても、その始まりは、1学期に習ったbe動詞と一般動詞のところにあるのかもしれません。
英語は、前に習ったことの上に新しいことを積み重ねていく教科です。
だからこそ、分からなくなったときには、今習っているところだけを見るのではなく、
「どこから分からなくなったのだろう?」
と、少し前に戻ってみることも大切だと思います。

仙川駅からも通学可能な英語塾
ウィングローブ英語塾つつじヶ丘校は、三鷹市中原にあります。つつじヶ丘駅からアクセスしやすいだけでなく、仙川駅からも徒歩約20分。仙川・緑ヶ丘・中原エリアの生徒さんが無理なく通える環境です。




