今年(2024年)大学受験を無事に終えた、秋葉原校の卒業生からアンケートをもらっていたのですが、ずっと紹介していませんでした。
今更の感はありますが、ご紹介します。
Fさん(2024年卒)
◆合格した大学・学部・学科
慶応義塾大学法学部法律学科、早稲田大学文化構想学部等
◆ウィングローブの授業の良かった点
初めは文型も分かりませんでしたが、基礎から丁寧に教えてくださったところが良かったです。また少人数だったため質問をしやすかったです。
◆英語力はどのくらい変化したか
高1の第2回全統模試の英語偏差値は、59.0でした。高3の第2回全統記述模試の英語は73.2まで偏差値が上がりました。でも、正直これは本当にたまたまだと思います。
【講師コメント】
「たまたま」なはずがありません。予想通り、予定通りです。
Fさんは一切サボらず、私の要求にほぼ完ぺきに応えていました。教えていて明らかな伸びを実感していたので、「数字に表れるのは時間の問題」というのが高3夏頃の印象です。
他科目についても、進路アドバイザーの竹田先生から常に「順調」と評価されていました。
英語の偏差値は14ほど上がったことになりますが、ここまで上げるには、どうしても時間がかかります。
すぐに結果を見たい気持ちはわかりますが、大学受験の「基礎」は恐ろしく範囲が広く、数字に表れるまでは忍耐が必要です。中学受験とは訳が違います。基礎が盤石になったこの時期の河合記述模試で、偏差値70を超えたことに驚きはありません。
目の前の模試結果に一喜一憂せず、黙々と努力を続けたことが、Fさんの勝因です。ただ、今年の高校3年生のなかには、数字だけ見ればもっと伸びている子が複数名いますよ。
◆ウィングローブ全体を振り返っての感想&後輩たちへのメッセージ
最後まで自信がなく、「どこも受からない」などの後ろ向きな言葉を言い続けていましたが、私を励まし、導いてくださった先生には感謝してもしきれません。
どんなに小学生・中学生の時の成績が良くなくても、高校生で挽回できることが今回の自分の受験で分かったため、皆さんにも頑張ってほしいです。
受験本番は緊張すると思いますが、あまり気負わず「何とかなる」ぐらいの気持ちで挑むのがいいと思います。実際私も何とかなっているので大丈夫です。
皆さんが望む学校に進学できることを心よりお祈りしております。
【講師コメント】
誤解を招きそうなので、私の意見も付け加えておくと、小中学生のときの努力も大切です。
「なんか私、どこも受からない気がします」「ダメです」「難しい」などが口癖になっていたので、授業後はほぼ毎回カウンセリングでした。不安を吐き出させてから、帰宅させるようにしていました。
高校生は一般的に考えられているよりも精神的に弱く、特に高3の2学期になると、不安や焦りが急速に増すように思います。不安なのは当然で、その不安と共存しながら、最後までやり抜いただけでも本当に貴いことです。
Fさん、ありがとうございました。大学生活、楽しんでください。