第8弾は、早稲田大学基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部(以下「理工学部」と総称)です。
2022年と2021年の2年分の過去問を時間を測って解きました。
個人的には、日本一の問題難易度だと思います。お化けレベルの難しさです。
この難しさというのも、例えば京都大学の英語のような、解いていて好奇心が刺激される心地よい難しさではありません。無機質に難しい印象です。
大問ごとの配点には諸説ありますが、自己採点で120点満点中106~108点でした(2年とも)。
この試験で確実に80点以上取る実力があれば、英語の先生として十分やっていけます。それほどのレベルです。
2021年の問題は大問5でかなり落としたものの、自分で言うのも何ですが驚異の正答率、よくこんなに正解できたなと思います。
2022年は実験的に大問2と大問3の問題をほぼ読まずに解き、いかに速く効率良く正解を選ぶかを意識しました。
以下、早稲田大学理工学部の問題形式・傾向および感想です。
【問題の形式・傾向・感想】
・試験時間は90分
・120点満点
・大問5つで構成
・選択式
・オカルトレベルの難しさ
・これほどの難易度にする動機が知りたい
・英語で絶対に点を取らせまいという強い意思は感じる
・それでも攻略の糸口はある
・時間配分が命
・大問1が最も難しく、まともに読んでも何のことかわからない可能性大
・他の問題も難しいが、つけいる隙あり
・大問ごとの目標時間配分を事前に細かく決めるのがよい
・大問3のBは最小のエネルギーで効率良くやっても取れる(ことがある)
・大問3のA、大問4のA、大問4のBはそれほど難易度が高くないので得点を稼ぎたい
・大問5の表は必ず事前に頭に入れておく
【難易度】17
(数字が大きいほど難易度高、慶応法11, 青学経済3, 明治商7, 東工大12, 理科大理工6, 慶応理工8.5~11.5)
※あくまで個人の感想です。問題難易度であって合格難易度ではありません。
たしかに難易度は極めて高いのですが、合格に必要な点数さえ取ればいいので、恐れる必要は全くありません。
難しい問題は全員にとって難しいので条件は同じ、結局のところ、大切なのは基礎が盤石であることです。