大学受験、高校受験のウィングローブ英語塾。秋葉原校です。

2022年7月アーカイブ

秋葉原校講師による「過去問チャレンジ」第4弾。

今回は東工大の英語過去問です。

 

  • 2021年と2020年、2年分の過去問(学部別入試)を時間を測って解きました。

 

これまで、慶応法、青学経済、明治商の過去問についてご紹介しました。

東工大の英語の入試問題は、慶応法と比較してもタフです。

 

記述問題も含めてあくまで自己採点ですが、2021年は24問中23問正解、2020年は24問中22問正解でした。

制限時間は90分で、かかった時間は2021年が83分59秒、2020年が87分27秒でした。

 

長文は最初から最後まで読みました。

2020年は取組み方を誤りました。失敗です。時間的にも本当にギリギリで焦りました。

 

以下、東工大の問題形式・傾向および感想です。

 

【問題の形式・傾向】

・試験時間90分
・150点満点
・2つの長文読解総合問題で構成(うち1つ目は超長文)
・2021年は1つ目の長文問題の配点90点、2つ目は60点
・2020年は1つ目の長文問題の配点80点、2つ目は70点
・記述式と選択式問題で構成
・英文和訳、和文英訳、内容説明が記述式問題として出題
・内容真偽問題、空所補充問題等が選択式問題として出題

 

【感想】

・長文読解の英文量が膨大

・長文を全て読み終えることを目標にしてはならない(無理なので)

・問題自体の難易度はそれほど高くない
・内容真偽問題の選択肢は、ほぼ本文の段落の順番通りに並んでいる
・150点満点のうち100点取れれば十分成功
・1つの問題に悩み、時間をかけ過ぎてはいけない(2020年分はこれで失敗しました)
・解ける問題を探し、1点でも多く取ることを意識する
・2つ目の長文問題から解く方法も検討すべし

 

最大の難関は、とにかく膨大な英文量です。

2つの長文読解問題のうち、1つ目の文章のほうが長いという傾向は、何年も続いています。

 

1つ目の問題を最初から最後までまともに解いた場合、それだけで90分の制限時間に達してしまう可能性があります。それほどの分量です。

 

和文英訳や英文和訳など記述式の問題は、英文を完ぺきに読まなくても、ある程度前後の文脈だけで答えを作ることが可能です。向き不向きがありますが、ここに解き方のヒントがあるように思います。

 

【難易度】12

(数字が大きいほど難易度高、慶応法は11、青学経済は3、明治商7)

※問題難易度であって合格難易度ではありません。

 

秋葉原校の皆さん、興味がある大学・学部があれば、学校名・学部名を教えてください。

高校生だけでなく、中学生も遠慮なく言ってください。

 

皆さんが今必要な目の前の学習に取り組んでいる間に、最新の過去問を解いておき、後々情報を伝えます。

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