8月2日に小学生クラスの発表会が開かれました。その直前のレッスン時に、ある生徒さんが言いました。「他の英語塾では英語の暗記なんてしないのに、どうしてここでは暗記するんですか?」
なぜ暗記やスラッシュ・リピートをするのか、疑問に思っている生徒さんは多いかもしれません。そこで今回は、リスニングや音読や暗記の必要性についてお話ししたいと思います。
まずはリスニング。英語は言語(音声や文字で考えや感情を表現するもの)ですから、聞いて理解できることが大前提です。普段使っていない言葉を聞き取るためには、時間をかけて耳を慣らすしかありません。
次に音読について。相手に伝わる英語を話すためには、発音やイントネーションの練習が欠かせません。そこで必要なのがスラッシュ・リピートです。耳から聞いた英文をまねしながら音読することで、発音は飛躍的に上達します。以前、「耳から聞いたことのある単語は自分で発音することができる」とお話ししましたが、裏を返せば、「聞いたことのない単語は発音できない」ということなのです。
最後に暗記について。暗記が必要な理由は、脳にたくさんの英文をインプットするためです。この作業を積み重ねることによって、「話す英語」の基礎ができていきます。英語を話す時、私たちは知っている単語を頭の中で組み合わせて英文を作ります。しかし、話すたびに英作文をしていたら、時間ばかりかかってとても会話は成り立ちません。そこで必要なのが「英借文」です。正しい英文のストックをたくさんためておけば、その文の主語や目的語を変えるだけで、状況にふさわしい英文を作ることができます。それがスピーディな英会話につながるのです。
夏休み中、千葉ニュータウン校の小中学生にはスラッシュリピートコンテストに参加してもらい、どれぐらい頑張れたかを新学期にみんなで報告し合います。夏休みは終わりましたが、これからも「一日一スラッシュリピート」で未来の英語力のために頑張りましょう!
“Practice makes Perfect.” 「継続は力なり!」
当教室では小学4年生から、高校3年生までの生徒さんが英語を勉強しています。
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