大学受験、高校受験のウィングローブ英語塾。あかね台校です。

2021年10月アーカイブ

本の紹介

あかね台校(2021年10月06日)

最近、コロナウィルスの感染者数が減ってきて少しほっとしますね。まだまだマスクは外せないでしょうが、学校では様々な活動が再開し、皆さんも忙しくなってきたのではないでしょうか。

 

ところで、こんなに私たちの生活に大きな影響を与えたコロナってどんなウィルスなのでしょうか。私たちはこれからもこのようなウィスルスの脅威に脅かされ続けるのでしょうか。そんな興味からこんな本を手に取ってみました。『京大おどろきのウィスル学講義』(宮沢孝幸著・P H P新書)

 

とても面白い本でした。

私たちは様々なウィルスに囲まれて生きていますが(物質量で見積もると、人類全体よりウィルス全体の方が重いらしい)、1章ではそのウィルスがもたらす恐ろしい病気のことが書かれています。ちょっと怖くなりますよ。でも、幸いなことに病気をもたらすウィルスもいれば、役に立つ有用ウィルスもいるそうです。例えばがんを空気感染させるウィルスがいる一方で、がんの発症を抑える有用ウィルスもいるのだとか。面白いですね。

 

2、3、4章では、ウィルスの仕組み(遺伝情報を包んだ粒子で、自分では増殖できない)や、コロナウィルスの話(コロナウィルスは日本でも800年前から存在していたと考えられ、既知のウィルスとのこと。専門家からしたらそんなに驚くようなウィルスではないのですね)。また、新型コロナウィルスの話、例えばCOVID-19はSエンベロープ=脂質膜をかぶっているので、エタノールに弱い(だから消毒が大事!)、一方ノロウィルスはノンエンベロープなので、エタノールが効かないなど。その他興味あるお話がたくさん出てきます。

 

しかし、一番面白かったのは5章以下に述べられている生物の遺伝子を書き換えてしまうレトロウィルスの存在でしょうか。目次にも書いてありますが、レトロウィルスは生物の進化に大きな役割を果たしてきたようです。そしてこれからの人類の生き残りにも大きな鍵を握っているのかもしれません。

 

ウィルスは宇宙の神秘だと感じた一冊でした。また著者の研究への想いも伝わってきて、ぜひ「あとがき」まで読んで欲しい本です。

 

* 実際に大学の過去問を読んでいると範囲が多岐多様に及び内容も深いと感じます。様々なことに興味を持ち、知識を広げることは大学受験に備えるためにも大切ですが、その後の人生にも大きな影響を与えることと思います。このような点で、読書は大きな助けとなります。学生の皆さんが興味を持てそうな本がありましたら、また紹介していきたいと思います。皆さんも面白い本と出会ったらぜひ教えてください。

 

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