『なかなかお子様が言うことを聞いてくれない。』このようなことを思ったことはないでしょうか?
子どもたちを教える中で今まで数百人と面談をしてきましたが、初めはどのように話をしてあげれば良いか悩みました。
今日は本気で話を聞いてもらいたい時に心掛けていることをお伝えしたいと思います。
受験生を抱える保護者の皆様にとって、お子様と進路だけでなく将来について本気で話をしなければならない時期だと思います。
これからお伝えする内容が、お子様と話し合う為の一助となれば幸いです。
一番心掛けていることは、
お子様の意見を”否定しない”
ということです!
私はお子様と進路面談をする際、お子様がしっかりと聞く態勢になっているかどうかを意識しています。その為に大切なのは、まずお子様の考えを先に全て聞いてあげることです。
小学生はもちろんのこと、中学生、高校生もまだまだ子どもだと思ってしまいがちですが、子どもは子どもなりに自分の考えを持ち、プライドもあります。
人は自分が考えていることを真っ向から否定する相手には、決して心は開きません。
『幼稚だなぁ』とか『それは違う』と思ったとしても、まずは『なるほど』や『よく考えたね』など肯定する言葉をかけてあげてください。
その上で、『こうすればもっと良くなるんじゃない?』や『こういう考え方もあるよ』と、選択肢を広げてあげられるような問いかけをしてみてください。
するとお子様も『一緒に考えてくれている』、『言われたこともやってみようかな』と受け入れやすくなります。
ぜひもう一度、お子様の話をじっくり聞いてみてあげてください。