大学受験、高校受験のウィングローブ英語塾。武蔵小杉校です。

体験レッスンでの最近のブログ記事

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

年末は12月29日まで講習、さらに、29日まで体験レッスンを行いました!
年が明けて早速さらに体験レッスン、
数人の方が入会となりましたが、ほとんどが中1生(私立、公立両方)です。

「最近、5文型とかやっていないんですね~ 知りませんでした」
「学校で文法をやらないので、ちゃんとわかっているのか心配です」
という保護者の方のご心配、わかります。

体験レッスンで、ウィングローブの指導法をご説明しますと、
すぐにご入会のご希望をいただきます。
学校で「前置詞」って教えられてる?と聞くと「いいえ」、
代名詞も「目的格」とかちゃんと言われていない。
主語になる品詞は名詞、なども教えてもらっていない。
親御さんは「あら、そうなのね~!」とびっくりです。

体験レッスンでは
中1でも、中3レベルの英文を
ちゃんと品詞や文型を説明して、訳させる。
関係代名詞や接続詞、不定詞などが入った文を訳す。
訳し終えたときに、生徒から「おお~!」との反応。
中1なのに、「なんかはっきりわかっていなかったな~」が
「よくわかる!」と思えた瞬間。

「なんか変だな、今の英語教育」 
なんか変だなで済まないです。みんな、英語、わかっていません。
これからますます心配です。

いつも、体験レッスンに来られた保護者の方に話すことであるが、
実際これが現実なので、話している。

「経済界から、英語が話せる人材を、というプレッシャーが強く
よりよい英語教育を求められているため、改革してきているから
中高生の英語力は、上がっていると思いますよね?
それが、実は逆なんです」と。

たとえば、
先日文科省は高3生7万人に英語力を図るテストの結果を発表したが
「平均的な生徒の英語力は、実用英語技能検定(英検)に換算して、
中学校卒業程度の3級以下」と言う結果が出たそうだ。
文科省は
「高校卒業時までに、英検準2級~2級程度の英語力を持つ
生徒の割合を50%にすることを目標としており」  というが、
現状とのギャップの大きさは深刻だと思われる。

2014年6月に出版された鳥飼久美子本.jpg

「学校英語教育は何のため?」 ひつじ書房
(江利川春夫・斎藤兆史・鳥飼久美子・大津由紀雄 著  内田 樹X鳥飼久美子対談)によれば

「・・・高校入学時の英語学力は
1995年から14年連続、偏差値換算で7.4も低下しています」
「この14年間は中学校の学習指導要領が
文法や訳読を軽視して

音声中心の「コミュニケーション重視」に転換した時期と重なります」
「授業を英語で、という政策は、英語がわからない生徒をさらに増やす」 と憂慮している。

大阪大名誉教授の成田 一氏によれば
「オーラルコミュニケーション偏重の学習指導要領の下で3年間学習した
最初の高校生がセンター試験を受験した97年には、
成績が偏差値換算で10点急落」(2010年9月18日 朝日新聞)とし、

「日本語とかけ離れた言語的な特徴を持つ英語の習得には
文を構成し理解する仕組み=文法が不可欠であり、
これが英語運用力の基盤となる。
文法が弱いままでは、「読み書く」どころか「聴く話す」能力も育たない」
と記している。

5文型・品詞の使い方を習得し、あとはしっかり語彙力をつける。
それによって、複雑な文章も正しく速く読めるようになり、
しっかりとした英語が組み立てられるため、
自分の言いたいことを伝えられる素地を作る。
ただ受験のためだけではなく。

それが私たちが日々ウィングローブの授業で行っていることです。

「文型が、使えるように教えられていれば、もっと英語がわかるのに・・・」
と私はためいき。

12月、1月になり、何人もの高校生が英語塾を探して、
ウィングローブの体験を受けに来て、入会されています。

– 動名詞、不定詞など、名前はわかるが、文章の中に出てくると、
 どの用法なのか見分けがつかない。
 結果、長文が読めない、実力テストで点がとれない。

こういった状況も、品詞や文型の概念をはめていけばよくわかります。

  主語になれる品詞は「名詞」。目的語も名詞です。
  だから、
  主語とか目的語になっていれば、「名詞用法」なので「~すること」と理解。
  -ingの区別は、動名詞か分詞。
  分詞は前かあとの名詞を修飾して、形容詞的役割。
  おなじ-ingでも、主語とか目的語になっていれば動名詞。

バラバラに教えられた知識も、このようにすれば使えるものになります。
ある高校生は、体験レッスンを受けたあとに
「私、何もよくわかっていないなってわかりました」
と言っていました。

別の高校生は、ここの授業を受けることによって、
何が達成されるかわかったようで、すぐに「今、申込できますか?」  

インターネットでウィングローブを知っていらした保護者の方が、
体験レッスンを受けて、
求めている通りのものがここにはあると確認できたようです。

理系で、数学はかなり得意で、また、暗記も得意であるということ、
国語にも不得意感はないとのことなので、めざす国立大合格に、
「あとは英語だけ」。
その最後の1ピースが埋まると思われたのだと思います。

「もったいない」の一言です。
もっている知識を「使える」ものにするすべが、ココの授業にはあります。

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